核兵器禁止条約 署名求め意見書
                                                     2018323
   串本町議会
 和歌山県串本町議会は3月23日、「核兵器禁止条約の署名・批准をおこない、早期発効のために主導的役割を求める意見書」を全会一致で可決しました。
 意見書は、同町がビキニ環礁で被爆した第五福竜丸建造の地であり、「非核・平和の町」宣言をしていることを紹介。日本政府が条約に署名・批准し、唯一の戦争被爆国として条約の早期発効に主導的役割を果たすよう求めています。
 同日、同意見書を請願した「くしもと9条の会」が同町で会見。全議員15人に紹介議員の要請をし、11人から了承を得たと報告し、「(意見書は)核兵器廃絶に向けた大変心強い第一歩になると確信しています。さらに県内の他の市町村へも広がることを期待しています」とのべました。


  九度山町議会
 和歌山県九度山町議会は3月23日、「国連で採択された『核兵器禁止条約』を日本政府が署名・批准することを求める意見書」を全会一致で可決しました。
 意見書は、条約が被爆者をはじめとする核兵器の禁止・廃絶を求めてきた人々の悲願であると強調。平和首長会議が核保有国を含むすべての国に条約への加盟を要請したことを紹介し、「国内外の広範な世論に応えて唯一の戦争被爆国である日本政府が率先して取り組むべき」だと署名・批准を求めました。

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