和歌山市長選へのシンポで中村市議ら
    保育所・幼稚園削減、カジノ誘致ノー
      
                       市政を批判する中村朝人市議
                                                      2018
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 「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」は5月9日、「和歌山市政改革シンポジウム」を和歌山市で開きました。
 琴浦龍彦代表委員は開会あいさつで、「市民にやさしい市政になっているか」と尾花市政を批判。和歌山市長選に立候補を表明している島久美子(Facebook)氏と政策協定を結んだことを報告し、全力をあげようとよびかけました。
 各分野からの発言で、日本共産党の中村朝人(twitter)市議は、公立の21保育所・13幼稚園を11ヵ所の認定こども園にする計画を、「市民は納得していない」と批判。「カジノ問題を考える和歌山ネットワーク」の畑中正好氏は、知事や市長が進めているカジノ施設の誘致を許してはならないと訴えました。
 山林を広範に破壊して建設を計画している産業廃棄物最終処分場やメガソーラー施設、市民の命に直結する入院ベッド数削減などさまざまな問題や、それらに対する反対運動が報告されました。
 島氏は、福祉の現場で働いてきた経験をふりかえり、「本当に冷たい和歌山市政」と告発。各分野の報告に共感したことを強調し、「すべての市民に寄り添う市政をつくりたい」と思いを語りました。

 島予定候補と政策協定 「つくる会」総会
 「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」は5月9日、臨時総会を開き、和歌山市長選(7月22日告示、29日投票)に立候補を表明している島久美子氏(62歳・無所属・新人)と政策協定を結びました。
 島氏と同会は、民主的な市政運営や、住民自治、憲法をくらしに生かした市政、福祉の向上、働き続けられる職場環境づくりをはじめとする政策協定に調印。①カジノ誘致を認めず自然や歴史、人を生かした観光振興②市民の命と健康を破壊するような入院ベッド数の削減見直し③住人が反対する山口地区の産業廃棄物最終処分場建設計画、和泉山脈のメガソーラー建設計画のストップなどをかかげています。
 4月28日に立候補を表明した島氏は、「本当に思いは一つ。政策は実現させなければならないと思うものばかりです。全力をつくします」と表明しました。

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