介護保険 拡充求める
  和歌山市議会 松坂議員、市民目線の施策こそ
     
                                                     2018
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 和歌山市議会本会議一般質問で松坂美知子(Facebook)市議は6月14日、介護保険の充実などで市の姿勢をただしました。
 松坂市議は、佐伯正季健康局長が、同居家族がいることを理由に生活援助サービスを利用できないことがないよう地域包括支援センターに周知しているなどと答弁したことに対し「どうしていまだに同じことが起こっているのか」と告発。生活援助の利用回数制限などサービスの削減が、社会問題となっている介護離職を増やすと指摘するとともに、サービスを充実させれば保険料に跳ね返る制度のあり方を批判し、介護保険特別会計に一般会計からの繰り入れを行わない根拠を追及しました。
 佐伯健康局長は「法令上の根拠はない」と答弁。松坂市議は介護保険制度そのものが行き詰まっていることを強調し、市民の立場に立った施策を要求しました。
 桧坂市議は、生活困窮者の自立支援について生活支援課だけで進めるのではなく、他部署との連携が解決への道と提案。川崎秀行福祉局長は「相談内容に応じて可能な限り対応している」としました。

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