カジノ検証すらない
    和歌山市議会 森下議員が誘致計画批判
       
                                                     2018618
 和歌山市議会本会議一般質問で森下佐知子(Facebook)市議は6月18日、カジノ問題などで市の姿勢をただしました。
 森下市議は、和歌山マリーナシティへのカジノ誘致について経済効果を強調する市長に対し、治安の保持のコストやギャンブル依存症対策にかかわる経済的損失を検証すらされていないと指摘。「やっと依存症対策基本法が成立の見通しとなり、遅れていた依存症対策が本格化すると思いきや、一方で新たな依存症患者を増やす恐れのある施設をつくるとは、政府はじめ、県も市もどうかしている」とのべ、市長の姿勢をただしました。市長は「大きな経済波及効果や雇用効果を生み出す」と繰り返すばかりでした。
 学校給食問題では、県内でも最低クラスの給食室へのクーラー設置について年次計画を立てるよう迫ったのにたいし、原一起教育長は「新築・増築を行う際に併せて考える」と年次計画を拒否。給食費無償化についても市長は「現時点では考えていない」と拒否しました。

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