巨大太陽光発電影響ただす
    南畑和歌山市議 自然への懸念挙げ
      
                                                     2018
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 和歌山市議会本会議で日本共産党の南畑幸代市議は6月19日、巨大太陽光発電などで一般質問しました。
 南畑市議は、和歌山市北部の山林に2つの巨大太陽光発電が計画される下で、「和歌山市環境と大規模な太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例」が6月22日から全面施行されることに触れ、市の管理する里道の払い下げや水路の施工についてただしました。鈴木豪都市建設局長は、「事業者へ自治会の同意書等の添付を指導、協議しており、現時点では整っていない」と答弁。
 開発されることにより、懸念されるイノシシなどの野生動物の被害への対応について、和田年晃市民環境局長は「条例の7条で事業者の責務として、生活環境への被害等自然環境を損なう事態が発生することのないよう十分配慮することとしており、鳥獣など野生生物による被害について十分配慮するよう指導していく」と答弁しました。
 水道の未給水地域の問題で南畑市議は、「一日も早く、私たちの生きているうちに」という切実な声を紹介し、諸問題をただしました。白井光典企業局長は、「年間の水質結果をみて、簡易な浄化装置で対応できるかを検討し、可能であれば、水量調査も行っていきたい」と答弁しました。

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