和歌山市、産廃許可を拒否
    業者が書類不備 7年の住民運動実る
      16万人が署名
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 和歌山市北部に計画されている産業廃棄物最終処分場建設について和歌山市は7月5日、事業者が建設に必要な書類の不備についての是正を期限内に行わなかったとして許可を拒否する「拒否決定通知書」を事業者に送付したと発表。7年間にわたる住民運動が実りました。
 計画は、和歌山市滝畑、上黒谷の山林を11ヘクタール削り産廃施設をつくるというもので地元の滝畑自治会、山口地区連合自治会が反対運動を展開。署名16万人分を市に提出していました。
 日本共産党和歌山市議団は7月6日、団長声明を発表。「紛争予防条例」にもとづく市のたび重なる指導にも従わずに許可申請書を提出し、その許可申請書の不備に対する市の補正にも従わない事業者の不誠実な対応を批判するとともに、計画地が地形・地質ともに産廃用地として不適地であることを指摘し、事業者はすみやかに事業から撤退すべきだと要求しました。また、市に対し、産廃施設の許可申請を不許可処分とするよう求めました。

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