和歌山市長選の争点
  カジノ誘致ノーは島予定候補
     訴える島氏=和歌山市
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 和歌山市長選(7月22日告示、29日投票)で、日本共産党や社民党、新社会党が推薦し自由党が応援する「にじいろ和歌山(Facebook)」の島くみこ氏(Facebook・62歳・新人)が奮闘しています。選挙は現職の尾花正啓氏(65歳)と一騎打ちの様相です。
 最大の争点は和歌山市へのカジノ誘致を許すのかどうかです。国会で安倍政権が豪雨災害による深刻な被害が発生しているのに「人命よりもカジノ」とばかりにカジノ実施法案を強行するなか、尾花氏は「カジノは世界のどこにでもある。IR(カジノを中心にした統合型リゾート)は大きな経済効果を持っている」(公開討論会)とカジノ推進を明言。
 島氏は、市が実施した市民へのアンケート調査でも和歌山市への誘致に反対する意見が賛成を上回ったことを示し、「人の不幸を踏み台にもうけるカジノの誘致は許しません」と市民の声を代弁しています。
 島氏はまた、就学援助の小学校入学準備金が国基準の4万600円に対し市は2万7000円と半分程度しかないことや、国保料や税金を滞納している市民が苦労して分納していても差し押さえを強行するなど市民に冷たい政治が横行していることを批判。
 市が公立の21の保育所と13の幼稚園を11ヵ所の認定こども園にする計画をすすめていることに対し「身近な保育所がなくなる」など市民が不安の声をあげていることや、高すぎる国保料・介護保険料の引き下げなど市民要求を全面にかかげ、「障害のある人やお年寄り、子どもたち、市長室から遠い人たちの声を市政に届けます」と訴えています。

 にじいろ和歌山街頭演説が7月22日午後5時半からJR和歌山駅西口であります。島市長予定候補のほか、自由党の山本太郎参院議員、日本共産党の宮本岳志(Facebook)衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が訴えます。

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