B29墜落 海南市で日中不再戦のつどい
   
                           講演する古久保氏=海南市
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 日中友好協会和歌山県連と同海南支部は8月15日、「日中不再戦のつどい」を海南市で開きました。
 講演した古久保健氏は、「戦争をやめるにはどうすればいいのかと考え、地元に落ちたB29の勉強を始めた」と米爆撃機B29の旧龍神村(現田辺市)への墜落についての戦争体験を語りました。
 1945年5月、小学校2年生だった古久保氏は土曜日のため午前9時ごろに「戦争の話だけを聞き」学校から殿原地区にある自宅に帰宅。午前11時ごろ同地区西の谷にB29が墜落し、搭乗員11人のうち4人がパラシュートで脱出し3人が捕虜となり(1人は不明)その後処刑されたことや、村民らが墜落で亡くなった搭乗員らを埋葬し、戦後も慰霊祭を実施していることを紹介しました。
 日中友好協会県連の橋爪利次会長や雑賀光夫(blog Facebook)副会長(日本共産党県議)が、海南市に建設された「日中両国平和の塔」について報告。同県連がよびかけ、当時の明楽(あきら)光三郎市長が建設委員長となって、広範な市民の協力で1971年に完成したことを紹介しました。
 日本共産党の前久(Facebook)参院和歌山選挙区予定候補、河野敬二(Facebook)県議予定候補があいさつしました。

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