激戦  統一地方選 
       
対話する河野氏=海南市
                                                     2018818
 和歌山県議選海南市・海草郡区(定数3)では、日本共産党1、自民党2の現有議席に、保守系の海南市議が立候補の動きを見せています。日本共産党は、河野敬二(Facebook)前海南市議が、今期で引退する雑賀光夫(blog Facebook)県議からのバトンを引き継ぐため奮闘しています。

  バトン引き継ぎへ全力
   和歌山県議選海南市・海草郡区(定数3)
   河野 敬二 予定候補(69歳・新人)
   
 エネ発電に不安
 海南市・海草郡では今、自然エネルギーに名を借り山林を大規模に伐採する開発計画に市民から不安の声が上がっています。海南市や紀美野町など2市2町にまたがる大型風力発電の計画では、紀美野町の区長会が反対を決議するなど住民から反対の声があがっています。海南市重根(しこね)の大型太陽光発電でも事業者が開いた説明会に多くの参加者から反対や不安の声が出されました。
 日本共産党は河野氏ら市議、町議、雑賀県議が連携して各議会でただすなか、太陽光発電にかかわる県条例がつくられるなど住民の願いが一部実現。夏の日差しに真っ黒になって地域を回る河野氏に住民から「がんばってほしい。期待している」の声が寄せられています。
 カジノ誘致反対
 海南市では昨年、競艇の場外舟券発売場(ボートピア)の建設問題がもちあがり、「住宅が密集している。小さい子どももいる。ここにボートピアなどいったい何を考えているのか」と住民らがこぞって反対。河野氏ら日本共産党市議団や雑賀県議らも奮闘し計画を断念させました。
 しかし今また、海南市から歩いていける距離にあるマリーナシティ(和歌山市)への仁坂吉伸知事らによるカジノ誘致に「ギャンブルの街にしないで」と怒りの声があがっています。日本共産党は各議会で「和歌山にギャンブル場はいらない」と論陣を張っています。
 河野氏の選対責任者の雑賀県議は、「定数3で議席を守るための活動が必要です。4中総が訴える臨戦態勢の奮闘が求められています」と強調。長年、少年サッカーの指導員をしてきた河野氏は、「子どもたちの未来のためにも負けられない選挙です」と全力をあげる決意を語ります。
 (和歌山県・川崎正純)

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