激戦  統一地方選 
  平和行進を歩く高田由一氏
                                                     2018829
 和歌山県議選西牟婁郡区(定数2)で日本共産党の高田由一(Facebook) 前県議(54歳)が議席奪還をめざします。

 自共対決 議席奪還期す
  和歌山県議選西牟婁都区(定数2
  高田 由一 予定候補(54歳前職)
  改憲許さない
 前回統一地方選で高田氏は6,454票、得票率31%を獲得しましたが599票差で惜敗。いま西牟婁郡区の議席を独占している自民党の両県議は「自衛隊の存続を今こそ憲法に明確に明記することが必要です」(秋月史成県議)、「外国の侵攻から国民の生命と財産を守ってくれる存在は、自衛隊しかありません」(立谷誠一県議)と憲法「改正」を声高に叫んでいます。(いずれも「自由民主」号外憲法改正特集号17年9月27日付)
 同選挙区では、憲法を守り平和への道を歩むのか、安倍9条改憲による戦争する国づくりか、という自共対決の構図がくっきりと浮かび上がっています。
 核のゴミ拒否
 関西電力が旧日置川町(現白浜町)に原子力発電所を建設しようとした土地に今、原発の使用済み核燃料中間貯蔵施設をつくる計画がとりざたされています。白浜町長や自民党両県議が明確な態度をとれないでいるなか、高田氏と日本共産党町議団は「白浜を核のゴミ捨て場にするな」と町民の声を代弁。地域で無党派や保守の人々も含めて「中間貯蔵施設はいらない」という共闘がとりくまれるなかで、署名運動に汗をかくなど地道にがんばっています。
 この問題でも原発ゼロの運動の先頭に立って奮闘する日本共産党が西牟婁で県議会の議席を得るのか、原発再稼働推進の自民党が議席を独占するのかが問われています。
 高田氏は「定数2で日本共産党が議席を得るには日本共産党そのものを知ってもらうしかない」と「日本共産党を語るつどい」を選挙本番までに100回開催することを目標に西牟婁郡内を駆け巡っています。
 前出の秋月県議が、校内人事にかかわり教職員が選挙する民主的な行為を県議会で攻撃しました。教育関係者の「つどい」では、参加者から「前川喜平さん(前文部科学次官)の中学校での講演を調査するよう威圧した自民党と同じ」と露骨な教育現場への介入に怒りの声が出され、民主的な学校運営を提案する高田氏に期待の声が広がりました。
 (和歌山県・川崎正純)

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