核燃料施設 受け入れぬ 白浜町長が表明
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 和歌山県白浜町の井澗(いたに)誠町長は9月6日、同町への原子力発電所使用済み核燃料中間貯蔵施設の誘致が取りざたされている問題で「将来的に事業者などから申し入れがあったとしても協議をする考えはない」と受け入れ拒否を町議会で表明しました。
 関西電力は同町内の旧日置川町に原子力発電所を建設しようとしていた土地をいまだに所有しています。関電の岩根茂樹社長が昨年11月、大飯原発再稼働をめぐる中間貯蔵施設について「2018年に具体的な計画地点を示す」と表明するなか、白浜町への施設誘致が取りざたされていました。
 日本共産党は今年3月の白浜町議選で「白浜に核燃施設はいらない」と論陣を張り選挙戦をリード。現有2議席を守りました。また住民らが同施設を受け入れないよう求める請願書を同町議会に提出していました。

    日本共産党西牟婁議員団
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