農業被害 国の支援不可欠 紀の川市 台風21号
  宮本衆議員と畑中知事予定候補が調査・要望聞く
      
                 被害状況を聞く(左から)畑中、宮本の両氏=紀の川市
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 日本共産党の宮本岳志(Facebook)衆院議員と「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」から知事選に立候補を予定している畑中正好(Facobook)氏は9月19日、台風21号で大きな被害を受けた紀の川市に入りました。門眞一郎(Facobook)、石井仁両紀の川市議が同行しました。
 現地を案内した紀ノ川農協の宇田篤弘組合長は、同農協だけで1億円を超える農産物被害が出ているとし、国や県、市の支援の必要性を訴えました。宮本氏はその場で、内閣府からの聞き取りを翌日にセットし、激甚災害の指定状況などをただすと約束しました。
 被害地で、強風でビニールハウスが壊された農家の男性は「ここまでひどい被害は初めてです。丸まる自己資金だけでの再建は無理です」と支援を求め、キウイ農家の男性は「葉が吹き飛ばされ来年は花が咲かない。元に戻るまで4年はかかる」と被害が長引く苦境を訴えました。
 宮本氏らは紀の川市役所でも懇談。林信良副市長は「現時点の集計で県全体の農業被害の半分は紀の川市」と12億3000万円にのぼる農業被害を報告。宮本氏は「与野党をこえての問題です。しっかりやりたい」とのべました。

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