原油高騰で共産党

くにしげ予定候補と
山下氏が漁師激励

2008年7月17日

 日本共産党の、くにしげ秀明衆院近畿比例予定候補と山下芳生参院議員は17日、和歌山県内の2ヵ所の漁港を松坂英樹藤井健太郎両県議とともに訪れ、政府に原油高騰対策を求めてストライキ中の漁師たちと懇談、激励しました。
   15日から1週間一斉休漁を決行中の有田市の箕島町漁協では、嶋田栄人組合長と尾藤勝徳理事らが、「1日休漁すれば漁港全体で2000万円のマイナスになる。休めば休むほどえらい(大変)んやけど、それでもやらんといかん。こんな究極事態はもう政治の世界でないと解決できない。助けてください」「漁獲量が減るうえに魚価も上げられず苦しいところに燃油価格が5年で3倍になり、もうだめです。漁に出れば赤字になるので間引き漁をしていますが、いまあと1年、2年を支えてくれないと、やめることしかできない。いったん廃業したらもう漁はできません」などと、口々に深刻な実態を訴えました。
   山下議員は、問題の根本に無秩序な投機マネーの大もうけがあることを指摘し、「燃油高騰分の直接補てんや融資などの抜本的な対策が大至急必要です。日本は昨年、ドイツが提案した投機マネーの規制に反対しました。やるべきことをせずに、漁船の省エネ運転などの従来の延長型の対策しか言わないのは無責任です。漁師のみなさんが立ちあがってよかったと言える結果を出すまで、ありとあらゆることをやって政府を動かしましょう」とよびかけました。

   湯浅町の湯浅漁港では、山田真里湯浅町議が同行し、漁民と懇談しました。



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ストライキ中の漁師たちと懇談する くにしげ氏(右から2人目)ら=7月17日、有田市