総選挙 比例近畿ブロックの活動
    自民支持基盤に崩れ
  現有確保し4議席以上めざす
                                                 2008年10月7日
   日本共産党に届いた一件の内部告発。雇用期間の上限を超えたのに「派遣のまま放置されている」と訴える住友電工大阪製作所(大阪市)の派遣労働者の叫びでした。実態調査した党候補らに所長は、直接雇用を「検討する」と答えました。
   一貫して「人間らしく働くルールの確立」を迫る党の姿に、青年の期待が高まっています。
   近畿ブロックは定数29。日本共産党は現有3議席を絶対確保し、4議席以上への躍進を目指しています。こくた憲二(61歳)、吉井英勝(65歳)両衆院議員、宮本たけし元参院議員(48歳)、くにしげ秀明党和歌山県常任委員(47歳)、瀬戸恵子党兵庫県常任委員(46歳)ら比例予定候補8人が、前回の1.5倍、160万票の獲得に向け、「近畿は一つ、日本は一つ」の立場で力を合わせています。
   3日には、候補者を先頭に2府4県でいっせいに駅頭宣伝。早朝から夜まで過去最高の623カ所で、パンフ『私たちはこんな新しい日本をめざしています。』を配布、「今度こそ自民党やっつけてや」「政権をとって」(奈良県)などの声援がありました。
   黄金色の稲田が広がる滋賀県南部の栗東市御園地域でも、自民党の支持基盤が崩れつつあります。「あと10年もせずに、食料難が厳しい状況になるんちゃうか。自民党はあきませんわ。汚染米なんてもってのほか」―。
   農協組合長、自民党の後援会長などを歴任してきた松岡昭男さん(68歳)は、日本共産党の「農業再生プラン」に共感を示します。

   京都府北部地域では、保守系元議員が後新高齢者医療制度の問題などで次々と自民党批判の声をあげ、自宅に日本共産党のポスターやステッカーを張らしてくれています。京都市内でも党後援会が自民党ポスターを張っている家にも積極的に訪問。次々とポスターを掲示させてもらえる経験も生まれています。

   奈良市西部の三碓(みつがらす)支部は党押し出しパンフを対話に活用し、朝夕、駅前で宣伝しています。パンフを手にした市民から「政治が変や。共産党の言うてることがまとも」(63歳の女性)と期待の声も。
   小林博支部長は、「後期高齢者医療制度にみんな怒っている」と、自公政治への怒りが地域で渦巻いていると語り、得票目標の達成に向け、いっそう対話・宣伝を重ねる決意です。



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