今の政治、怪談より怖い
革新懇つどい
稲川淳二さん語る
2008年11月1日
「怪談より怖い今の政治」−。タレント・工業デザイナーの稲川淳二さんを招いた「革新懇 文化と講演のつどい」が1日、和歌山市で開かれ250人が参加しました。平和・民主・革新の日本をめざす全国の会(全国革新懇)と和歌山県革新懇の主催。革新懇のイベントに稲川さんが出演するのは今回が初めてです。
現在、ユニバーサルデザインを手がける稲川さんは、「もっと優しい国に」と題して講演。自身の子どもが難病を持って生まれてきたと述べ、今の政治が「本来なら助けなきゃいけない人を助けていない」と、国民に「自立」を強要する日本社会のあり方を問いかけ、「弱者がスクラム組んでいかなきゃだめ」と語りました。「余談に」と、おなじみの怪談も披露しました。
県革新憩の泉敏孝代表世話人が主催者あいさつ。革新懇に参加している日本共産党和歌山県委員会の、くにしげ秀明くらし・福祉対策委員長(衆院近畿比例予定候補)が、「対話の中で『何でも値段が上がる中で、下がっているのは人の命のねうち』との声を聞きました。人の命を粗末にする政治を変えていく運動の発展に参加してください」と訴えました。
参加した山本滋子さん(78歳)は「稲川さんはやわらかい雰囲気の方ですね。弱い者を大事にする視点を持って政治を見ていきたい」と話しました。
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