三宝柑ジャムが出来るまで
三宝柑やレモンは、
ここ和歌山県有田郡湯浅町栖原は三宝柑の原産地です。三宝柑とレモンは、
2,3月には施肥や剪定をして元気な木に育てます。
そして5月初旬から中旬には白い可憐な花を咲かせます。この時期の有田は
いろいろな(柑橘)みかんの馥郁たる香に、山も野もすっぽり包まれます。
そして養蜂業者はこのみかんのハチミツを採取します。
そして翌早春には春を告げる果物として熟してきます、春3月には、
お雛様のお供えとして、 また一般食用に、大切に扱われます。
和歌山城に一本あり、門外不出であったものを、明治13年この地に千川氏が
一穂貰い受け、貴重な特産品として育ててきました。
三宝柑は綺麗な空気のなか、海のそばの斜面に植えられ、
明るい南の太陽と潮風を受けています。
私たちは毎日園地を見回り大切に育てています。
果樹園の様子など
海のそばのみかん山で、明るい太陽と 潮風を受けて育っています |
1月中旬、三宝柑は黄色く色づいてきました。 |
三宝柑の花は白く可憐な5弁の花びらです (5月上〜中旬に咲きます) |
レモンの花は少し紫の花弁が沢山あります。 葉もレモンの香がします |
そして1月には黄色く レモンが熟れはじめました |
三宝柑の実も皮も丸ごとジャムにします。
(下記はジャムの加工風景です)
みかん山から収穫してきました。 |
早速調理へ |
↑ 煮詰めてだんだんジャムになってきました。 こうして、ほんもののジャムが出来上がります。 |
↑皮と実に分けます 果を手作業で、手間暇かけて丁寧に 調理していきます。果汁だけで煮ていきます。 |
毎年春2月には、ユースホステルの青少年のためのイベントとして皆様にジャム作り体験を楽しんでいただきます。
NHKテレビで毎年その様子を放映して頂き。もう20数年、当地特産の三宝柑とレモンでつくる、
本物の味のジャム作りを楽しんできました。
このたびは皆様のご協力、ご支援により、そのジャムを広く一般の皆様のもとへ、
と商品化させて頂きました。
あくまでも今年は季節限定の試験販売ですので、
皆様のご感想、ご意見を賜れればありがたいです。