たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

   「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)メンメ


ごんずい 「ゴンズイ属」ごんずい科 学名:Plotosus lineatus(英)Striped catfish eel
   

本州中部以南。挑戦半島、インド洋、紅海に分布。
体は細長く、後部にかけ側扁。吻(ふん)は丸い。
口ひげは4対。両がく、前じょ骨に歯がある。胸びれと第1背びれの第1きょく条は毒腺をもち、
刺されるとひどく痛む。体色は黒褐色。腹面と頭部下面は淡黄色。体側に狭い黄色縦帯が2条走る。
 背びれのトゲ 胸びれのトゲ

体長15〜25cm。沿岸の岩礁域に生息。幼魚は群れをなし、これをゴンズイダマという。

このトゲに刺されると、即、病院送りとなるやっかいなやつ。
     ヌルヌルなので、注意しないと、本職の魚屋でもついつい刺されてしまう。
     紀州では煮つけが一番。頭をしゃぶるのが通。
     中国人の友人、郭鋒さんは蒲焼きで食すらしい。確かに、英語名の最後には eel(うなぎ)の文字が・・・
     
     地方名:ウグ、ウルベ、エドミズ、ギギ、ギギュウ、クグ、クモ、グング、ゴンジイ、ズルベ、ユルベ、ユルメ