解体新書:皮を引いてみました。
       白身で綺麗な感じです。
       食感は、養殖魚特有の身の柔らかさの
       中にもイシダイらしい「ゴリゴリ」した感じ
       も残っておりこれで魚体がもっと大きけ
       れば刺身商材として
       充分通用すると思いました。
イシガキダイとイシダイの交配種らしいですが、
まだまだ研究対象なのか、市場に出回ることは
ありません。

この「キンちゃん」は、紀州沿岸で獲れ、数十匹の
イシダイが並べられた箱の片隅にポツリ…と
一人寂しそうに横たわってました。

一目で交雑魚だとわかりましたが、これがうわさの
「キンダイ」だったとは…愛媛の「釣りんぼ」氏によると
希に釣り上げられるそうですが、わたしは初めて見ました。

たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

   「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)   マルコバン

キンダイ 学名:不明
ついに登場!これがうわさの近畿大学水産試験所で造られた
人造アンドロイド魚?ちゃいまんがな!人工交配種、その名も「キンダイ」
自然界でもごく希に交雑が起きるらしいが、この個体は尾びれの形からしてまず
放流されたものだと思われます。