たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

        「食用珍魚」(しょくようちんぎょ) 次の魚


にざだい「ニザダイ属」にざだい科学名:Prionurus scalprus Valenciennes (英)Sawtail

宮城県以南。朝鮮半島、台湾、オーストラリアに分布。
体は卵形で側扁。頭部背縁は眼の前方でわずかにもりあがり、その下方でくぼむ。
吻はややとがる。尾柄(びへい)に黒色の大きな骨質板が4〜5個あり、後方のものには
竜骨状隆起がある。体りんはジュウ毛状で櫛(くし)状小突起をもつ。体色は暗褐色。体調40センチ。
サンゴしょう域や岩礁域に群れをないて生息する。藻類を食べる。

地方名:ギンザ、クサンボウ、クドギマ、クロハゲ、サンノジ、サンノジダイ、バイオリン、サンノジハゲ、カッパ

         

↑尾柄(びへい)に黒色の大きな骨質板が4〜5個あり、後方のものには
竜骨状隆起がある

 ←皮肌はこんなに綺麗なのです。
藻類を食べるために、鮮度が落ちると急激に臭いが強くなり、不味くなりますが、
釣りたてで、死後硬直していないうちなら、白身の刺し身で頂けます。
釣りたてを直ぐに焚き火の中に放りこんで皮を剥がして食べたり
     急速冷凍したものを鍋で食したりもするようですが、お店では売り物にはなりません・・・