たいひらめだけがじゃない!

一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。  題して・・・

        「食用珍魚」(しょくようちんぎょ)


シロサバフグ 「サバフグ属」ふぐ科
学名  Lagocephalus wheeleri Abe,Tabeta et Kitahama

北海道〜鹿児島に分布。体は長紡錘形で小さなとげにおおわれている。
背中の小さなとげは頭部から始まり、せびれ起部直前で終わる。
体色は背面が黄緑色か黄褐色、腹面は銀白色。眼の下縁に白色線。
胸びれ、せびれ、尾びれは茶色。尾びれの上下端と、しりびれは白い。  無毒。

冬の鍋物材料としては有名なさばふぐですが、釣り師の「坂巻さん」によると
     「外道ですし、毒性も不明でこわいので、すててしまう。」とのことでした。
     あーもったいなー…しかしフグに関してはあいまいな知識で食すると大変な
     ことになってしまうので、やはり捨てるか、専門の有資格者に判別をお願いした
     ほうが良いです。
フグ類の肝は条例で販売してはいけないことになっています。(さばふぐも)
    しかし、美味いんですよねー、これが…「ふぐは食いたし、命は欲しいし…」

ウミスズメ  「コンゴウフグ属」はこふぐ科
学名 Lactoria diaphana (英) Spiny boxfish
茨城県以南。西太平洋、インド洋、紅海の暖海域に分布。
体は骨質の硬い甲板におおわれる。

これは本当に食えるのか?いや、食えるはず!
     ただいま専門機関にて調査中!しかし体の硬い事・・・

 ☆はこふぐフリーク?のShiraisiさんが、こんなメールをくださいました。

ウミスズメ  「コンゴウフグ属」はこふぐ科
学名 Lactoria diaphana (英) Spiny boxfish
ですが食べられます。
実は父の実家(長崎県五島列島)から今日も送ってきて食べました。
そりゃもうおいしいのですよ。^^ 体の特性上・・・多分ですが、小骨はありません。というか骨がほとんどありません。
腹を開き内臓を取り出し、腹の中に味噌とみりんなどで作った調味料を入れてアルミホイルにくるみ直火にかけます。
はこの中に箸をいれると身が簡単に取れます。
食べ応えありますよー。白子と肝(多分)もそりゃもう、おいしいのですよー。
ぜひ試してみてください。
多分・・・・・・・・無毒です。
とりあえず皮と目玉とえらと骨以外を平らげた僕は生きています。

Shiraisiさん、貴重な体験談をありがとうございました(^^)



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