たいやひらめだけが魚じゃない!
一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。 題して・・・
「食用珍魚」(しょくようちんぎょ) 次の珍魚
うつぼ
[ウツボ属] うつぼ科
学名 Gymnothorax Kidako(Temmnick
et Schlegel)
本州中部以南。フィリピンに分布。体は細長く、側扁。頭部背面は眼の後方でもりあがる。
前鼻孔は鼻官(びかん)に開き、後鼻孔は眼の前上縁に開く。
胸びれと腹びれはない。体色は黄褐色の地肌に暗褐色のミミズ状の横帯がある。
えら穴と口の周囲は黒く、いりびれの縁辺は白い。
全長60センチ。性質は荒い。皮は、なめし皮になる。珍味。
地方名:ウージ、オツボ、キダカ、ナギッチョウ、ナダ、ナマダ、ヘンミ、
小骨が多くてそのままでは食べられません。細かく切って、油であげたものを
佃煮のように煮た「ウツボの小明石煮」は有名。
小骨のかからない部分を上手にとってお刺身にすると、身のしまりは最高です。
昔から「精のつく食べ物」として当地では授乳期の母親に食べさせるといい!とも言われています。