鶴ちゃんの<同報メール>講座
<開設 03/2/14
是非参考にしてください

03/2/14 メールについてのご意見を頂きましたのでご参考にUPさせて頂きました。何時もお世話になっています(*^^*)鶴様よりの情報です。そのままの文章で掲載しますので、是非ご一考されることをお勧めします。

管理人代理 .T


同じ内容のメールを、同時に複数の相手に送信できる「同報メール」には
「CC(カーボンコピー)」と「BCC(ブラインドカーボンコピー)」の
2種類があります。両者の違いは
「受信側が、自分以外の受信者のアドレスを知る事ができるか否か」です。
「CC」はメールの中に、全受信者のアドレスが記録されています。
(メールソフトの設定によっては見えない場合もあります)

今回メールを差し上げましたのは、この「同報メール」を使用される際に
「CCの使用は控えて頂けませんか?」というお願いをするためです。
これは私宛のメールに限らず、どなたに送る場合にも、です。
既に「CCは使用していない」という方はご容赦下さい。

【理由1】
受信者全員が、お互いにメールアドレスを知っている人同士でない場合
本人の了解を得ずに、第三者にアドレスを通知する事になる。

【理由2】
現在も猛威を奮っているコンピュータウイルスの多くは「メールの大量送信型」。
ウイルスが、パソコン内に記録されているアドレスを使って
無作為に大量のウイルスメールを自動送信するというタイプです。

ターゲットとなるアドレスは、アドレス帳に登録されているものに留まらず
メール本文や、ワード・エクセル等で作成された文書内に記録されているものも
対象となります。(マイクロソフト系のソフトが危険性大)

つまり、パソコンの中に記録されているアドレスの数(回数)が
多ければ多いほど、ウイルスのターゲットとなる可能性が高くなり
全ての受信者のアドレスが記録されている「CC」を多用する事は
さらにその確率を上げることになります。

以上のような理由で、出来る限り「BCC」をご使用頂きたいのです。
どうぞよろしくお願い致します。

【理由2】に関しては、全ての方がウイルス対策を取られていれば
このようなお願いをする必要はないのですが、まだまだ
ウイルス感染を他人事と思い、対策を取られていない方が多いのが実情です。

ウイルスに感染するという事は、自分が被害者になると同時に
加害者にもなる可能性が非常に高いのです。
メールの大量送信のみならず、パソコンが正常に動作しなくなったり
ハードディスク内のファイルを全て削除されてしまったり。
最悪の場合は、ハードディスクを破壊されてしまいます。

また、送信者として表示されるアドレスも、ウイルス感染した本人ではなく
同じように「パソコン内に記録されていたアドレス」が使われるため
ウイルスメールを受信した人には、実際の送信者(ウイルス感染者)が
誰であるか分からない場合が多くなっています。

ウイルスをイラスト付で分かりやすく説明した頁です。
左の項目の一番下「これってウイルス?」も、ぜひご参照下さい。

http://www.nai.com/japan/virusinfo/viruscartoon.asp

先日私も、連続6通のウイルスメールを受信しました。(感染はしておりません)
全て知らないアドレスからで、携帯アドレスも含まれていました。
携帯はウイルス感染しませんので、パソコン内に記録されていた携帯アドレスが
送信元として利用された、という事です。

携帯や、Windowsパソコン以外の機器を使用されている方。
また、マイクロソフト以外のメールソフトやブラウザを使用されている方は
ウイルス感染の危険性はない(低い)ですが
「CC」を使用する事によって、周囲の方の感染確率を高めてしまうことになります。
「BCC」の活用をお願いすると共に、ウイルス対策がまだの方は
1日でも早いアンチウイルス等、ソフトの導入をお願い致します。