バルセロナ〜バレンシア〜グラナダ
13日午後 バレンシアへ(370km)
昼食後はずっとバス。広々とした感じでオリーブの木がよく植えられていた。日本の果樹園よりずっと木と木の間をとって植えられていた。赤土で畑に雑草はほとんどない。道ばたの草も水分不足で枯れていた。オリーブは乾燥したところでもよく育つので「生命の木」とよばれている。スペインは世界一のオリーブの生産地だ。用途はオリーブ油にするほか塩漬けにしたものを食べる。バレンシアオレンジの木もあった。オリーブよりも葉の色が濃くて葉も大きい。オレンジは収穫が終わったところだ。山は岩山ではげた所が多かった。370km走ってバレンシアに着いたのは午後7時だった。バレンシアは観光がついてなくて泊まるだけだ。
夕食は8時からホテルのレストランでパエリアを食べた。バレンシア風ということで、ウサギ肉、白いとうろく豆(?)、インゲンが入ったサフラン風味だった。その他、水にさらしていない玉ねぎが入ったサラダ、バニラプリンが付いた。パエリアはあまり美味しくなかったので残した。プリンは甘かったが生クリームはそれほど甘くなく食べやすかった。赤ワインを6人で1本(15ユーロ)頼んだ。
ホテルの隣に巨大スーパーがあった。1階建てで敷地面積がとてつもなく広い。チョコレート2箱、クラッカー、ジュースを買った。全部で7ユーロちょっとだから安い。レジでは自分でカゴからベルトコンベヤの上に品物を出す。すると店員がボタン操作してレジのそばまで品物を移動させる。そして支払った後はまた、ボタン操作して移動させ自分で袋に入れる。

14日 グラナダへ(510km)
朝8時にホテル出発。ツアー中最長の長距離移動(510km)の日だ。ブドウ畑が見えた。日本のものは棚を高くして下に伸びやすくして形よく作るのだが、スペインは棚は腰から胸程度の高さである。低いと反射熱でよく育つからだそうだ。ブドウは昼夜の温度差が大きい方がよいそうだ。リゾート地アリカンテを通った。一回休憩したときに入ったドライブインに生ハムがつらされていた。生ハムといっても豚の足がそのまま乾いた感じである。これは後でもよく見られた。昼12時にプエルトラムレラスに着いて昼食を食べた。ガスパチョ(野菜が入ったトマト風味の冷たいスープ)は美味しかった。ローストチキンはオリーブオイルがギトギトして半分くらいしか食べなかった。フライドポテト、パンは普通。
1時に出発した。スペインはこんなに暑くてもスキーができる。それはシエラ・ネバダ山脈(スペイン最高峰3479m)があるからだ。ここはミネラルウォーターの産地でもある。麓のランハロン村は農業も盛んでトウモロコシなどを出荷しているそうだ。途中1回休憩して4時にアルハンブラに着いた。

オリーブの木

パエリア。何人分?

ウサギ肉のパエリア。鶏もも肉に近い感じ。

プリンは甘く生クリームはあっさり

エクスプレス バイ ホリデイイン
ここも3つ星だが、昨日より広い。ダブルベッド。
街の中心からは遠い。

巨大スーパー

岩山が多い

ガスパチョ。
テーブルに運ばれてから自分で具を入れる。
美味しくて完食。また食べたい。

プエルトラムレスの街
昼食を食べたレストランの前

ハリウッド映画が多いようです

女性はタンクトップがほとんど。
日焼けは気にならないみたい。



標識って国によって違うはずですよね

オリーブ畑