グラナダ(バス/160km)→ミハス(バス/約230km)→セビリア

15日。朝7時半に出発した。この日がこのツアーで一番早い出発だ。夏時間のためか7時半というと太陽が昇り始めた時刻である。夜は9時過ぎまで明るいところをみると、どうも日本と2時間くらいずれているんじゃないかと思う。車中が長いので添乗員さんも色々お話をしてくれた。そのお話を書いておく。
スペインは2001年末まで兵役があった。それは9ヶ月間だったが、1/3の人は兵役を嫌って13ヶ月の社会奉仕という道を選んでいた。それでもその社会奉仕という道ができたのはフランコが1975年に亡くなったあとである。それまでは兵役拒否というのは犯罪者扱いだった。兵役というのはそれはそれで同年代の若者が共に寝泊まりするということで楽しいこともあったということだが、時間の無駄ということで反対の声が高まり廃止になった。今はプロの軍隊があるだけだ。
アンダルシア地方は夏ほとんど雨が降らないので、畑の地下に水道を通して、朝、放水しているという。昔は植物が育たなかったのでとても貧しかった。
マラガという街が見えた。ピカソが生まれて10歳まで過ごした街で、今はヨーロッパ各地からゾート地として人気がある。コスタデルソル(太陽の海岸)の始まりである。やがてトレモリノスというこちらはスペイン人に人気の庶民的リゾート地が見えた。
2時間くらいでミハスという山の上の白い村に着いた。小さくて古い闘牛場があった。闘牛ははアンダルシア地方で始まった。ミハスは花があまり咲いていなかったのでがっかりした。押し花のブローチと壁掛けを買った。こぢんまりとして土産物屋さんが並んでいたという感じで生活感に欠けた。
しばらく行って昼食になった。スープ、魚、イカなどのミックスフライ、オレンジ丸ごと、パン。味はよかった。それよりも何よりも店の女性が2人とも美人だったのが嬉しかった。15歳くらいの女の子と30歳くらいの女性。30歳くらいの人の写真は撮らせてもらったが、残念ながら若い子の方は撮れなかった。

グラナダの闘牛場

ミハスの小さくて古い闘牛場

教会。ちょうど鐘が鳴っていた

情熱の赤い薔薇

ミハスでよく撮られる通り

魚とイカのミックスフライ
食べやすかった
デザートの丸ごとオレンジも美味しかった