1994年12月26日(月) $・・・香港ドルのこと。当時1$=14円 [スターフェリー] 朝、スターフェリーの乗り場を中環(セントラル)行きと間違って湾仔(ワンチャイ)に行ってしまった。
[トラム] 香港島についてからトラム(路面2階電車)の乗り場を探すのに一苦労した。歩き回った。それにトラム乗り場を見つけても、しばらく現地人の乗り方を見ていた。思い切って現地のおばさんの後について飛び乗った。歩道から道路の真ん中まで走り寄って行かなければならない。回転ドアになっていて後ろから乗った。2階席へ。眺めはよい。下りる時に1.2$払うのだが、小銭がなくて2$払った。お釣りはくれない。
[スタンレー] セントラル(中環)でランドマークやその他のビルを見つけた。だが、スタンレー行きのバスを探して乗った。初め2階に乗っていた。後ろの方で香港人カップルが気持ち悪いほどイチャイチャしていた。その2人が下りると5,6人の若い白人グループと私だけになった。言葉はわからないのだが、彼らは私を挑発しているように思えた。目つきも怖かった。居心地が悪いので1階に下りた。下りて行くとき、彼らは大声で笑っていた。不良なのか、それとも有色人種に対する差別からなのか。バスに乗ること約30分。景色はよかった。レパルス・ベイのそばを通った。映画「慕情」のロケ場所をバスから見た。
スタンレーは面白かった。何せ九龍やセントラルより物が安かった。白人が多く、絹製品を買った。絹のパジャマが2000円位なのだ。安い!時計も買った。88$。1200円くらい。ロレックス風。(この時計は家族が使い、かなり安いにも関わらず正確に動いて電池もちゃんと2年間働いた。)自分の名前をデフォルメして書いてくれる「花文字」というものを書いてもらった。白人が何人か食べていた店に入った。中に入って見ると店は汚かった。しかし牛とエビ団子入りの麺を注文した。団子は美味しかったが、スープは薄味で麺自体にも味がなかった。私が座ったテーブルの近くには雑巾をかけてあったり、下水が流れていた。匂いがして胸が悪くなってきた。でも全部食べた。面白かった。16$。
ランドマークの店は、クリスマスのせいか閉まっているところが多く、買い物はしなかった。でも場所をよく見ておいた。
[ヴィクトリアピーク] 16:30分頃、香港島の山頂(ヴィクトリアピーク)からの夜景を見にフェリー乗り場へ行った。今度はセントラル行きに乗った。一等で1.7$。ピークトラム(ケーブルカー)乗り場までの無料の送迎バス乗り場がわからなくて、結局歩いて行った。疲れ切った。往復切符を買った。乗るのを待つ人が多く、長時間並んで待った。でもピークトラムは面白かったので待ったかいがあった。山を登って行くのだが座席は斜面を考慮していないので、乗っている人達も体を斜めにして登っていくことになる。外の風景を見ていると、なんだかだまし絵を見ているようだった。 [携帯電話] 香港の若い男女はひっつき方がすごい!日本よりすごい!ホテルに帰ってTVのCMを見たら、これまた、男女がひっついてニコニコしていた。欧米人でもあんなことないだろう。それに電話が好きなのか。若い男は携帯電話を手に持っている(6年前の携帯は2000年の今よりずっと大きくて、今のコードレス電話みたいだった)。バッグのかわりに電話だ。街の公衆電話にも人々が並んでいる。 ★使ったお金★1$=14円
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