１９９４年１２月２７日

［九龍パーク］

朝、同じホテルに泊まっていた吉岡さんに大通りで写真を撮ってもらった。

九龍パークをぶらぶらとした。太極拳をしている人がいた。鳥好きな人が多いというのは本当らしく美しい鳥の前におじさん達がいた。鳴き声をまねしていた。

［ブランドショッピング］

ペニンシュラホテルのブランド店街へ行った。エルメスのスカーフは、あらかじめ雑誌で調べておいた欲しいものは売り切ればかりで、唯一、持っていた雑誌のコピーにあった縁がピンクのクラシック柄を買った。ヴィトンの行列はすさまじかったのでリージェントホテルの店に行った。ここの方がすいているという情報を得ていた。客は５，６人といったところで品物は見やすかった。茶色エピの巾着型ショルダーを買った。

香港島に渡り、ランドマーク（ショッピングビル）隣のエルメスでスカーフを見た。この店の方が品揃えがマシで、縁が青いナポレオン柄のものを買った。エルメス買いはまあ満足。母のバッグはリージェントホテルのラ・バガジェリーで買った。茶色と黒のショルダーを１つずつ。母にはバリーあたりを買ってあげようと思っていたが、値段を見るとちょっと私にはしんどかった。まあ、何とか買い物はすませた。お土産を買うのは難しい。（この時の香港では買い物ばっかりしていましたが、私はほとんどブランド買いはしてなかったし、今（２０００年）もしてません。群ようこの本を読んで、香港＝買い物というイメージを持ったみたいです。）

［下町ぶらぶら］

午後はモンコクへ。女人街（偽物，安物の露店がいっぱい）と電脳中心（秋葉原みたいなところ）を見る。スポーツシューズの店がとて多く、人であふれかえっていた。方向音痴になった。店の様子や匂い、つらされた豚や鳥の丸ごとなど香港だなあと思った。肉の匂いってこんなに臭いのか・・・。

お腹がすいたので何か食べようとマクドナルドへ行った。でも行列を見てやめた。イタリアンレストランを見つけたので入った。メニューの写真のナポリタンとオレンジジュースを注文した。ナポリタンは２人前なのか多すぎて残してしまった。支払いの時も言葉が通じないのでとまどった。どうやら机の番号を言う必要があったらしい。「アイムジャパニーズ。ナポリタン、オレンジジュース」と言ったら座っていた机のものを見てレシートを見せてくれた。８０＄位。日本と同じくらいか。市場でも見ていたが、ここのピーマンは日本の３倍くらいの大きさで、それがスパゲッティに入っていた。変に柔らかい。サラミもなんだか臭い。日本の方が美味しい。でも何とかお腹を満たすことができたのでよかった。

旺角（モンコク）から油痲地（ヤウマーティ）まで地下鉄で行ってティンハウテンプルの周辺をウロウロ。おじさん達が囲碁らしきものに興じていた。暗くなるにつれ、屋台を組み立てはじめ、露店が開きだした。それらを見る。電球の下の店の様子はちょっと気味悪いが、特に私をじろじろ見る人もいない。どうやら私は観光客に見えないらしく、香港へ来て２度、白人から道を訊ねられた。でもその答えはアイドントノーだった。ここ香港では、同じ東洋人顔というのは危険が及びにくいみたいだ。こういう体験が面白い。何でもトライだ。

それにしてもこの部屋（泊まっているホテル）はエレベータの音がよく聞こえる。これにはまいった。夜１時くらいまでやかましい。

★使ったお金★１＄＝１４円

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