第5日目 8月15日(水)


M.Cは5:30。スーツケースを6:15に出し、朝食。ロッジから見える朝焼けがとても美しかった。
7時にアンボセリに向けて出発した。
前日の夜、雨が降り、道がぬかるんでいる場所がたくさんあって難儀した。
一番の難所まで行ったら、どうにも動かなくなり、1台は皆の力で一つの山を越えさせたが、そうこうしているうちに13台ほど数珠つなぎになってしまった。
私達のグループは引き返して別ルートを行くことにした。
しかし、今度は私達の車がぬかるみにはまってしまい、通りがかりの4WDの車に牽引してもらった。
その際、私を含め、男性達中心で車を押した。
その後も、何度もぬかるみに難儀しながら、ようやく舗装した道路に出られたときには、この上もなく安堵した。
しかし、またもやである。今度は、ジョセフさんの車がオーバーヒートを起こしてしまった。
私たちは、その後ろを走っていて、私は、何だか排気ガスが黒いなあと思っていた。
直前にガソリンを入れているとき、ジョセフさんは水も入れていたので、そのときから調子が悪かったのかもしれない。
ジョセフさんと故障車をその場に残し、私たちは2台に分乗して先を急いだ。
グレートリーフバレー(大地溝帯)は、理科の他の先生に「自分を入れて写真を撮ってきてよ」と言われていた。

時間が押していたので土産物は見ず、先を進んだ。
ナイロビに着いたのは4時過ぎだった。
その頃になると、お腹が空いたと感じるピークは過ぎていた。
ツアー会社のビルで和食の弁当を食べた。悪路を通り抜けた安堵と久しぶりの和食でホッとした。
5時にそこを後にした。道はマサイマラに比べたらマシだったが、土ボコリがすごかった。
しばらくすると、今度はジョシアさんの車がオーバーヒートを起こした。
ナイロビから念のために4WDが後をついて来てくれていたので、それに乗り換えて出発できた。
5人家族と、70歳の男性はオルトカイロッジに2連泊できるが、残りの人たちは、初日アンボセリソパロッジ、2日目オルトカイロッジに泊まる。
オルトカイは公園内にあり、ソパは公園外にあり、両者は約30分離れている。
10時過ぎにやっとロッジに着いた。ウエルカムドリンクがとても美味しく感じられた。
明日の予定を知らされて、すぐに夕食を食べた。
部屋に行き、シャワーを浴びるとすぐに寝た。