2日目 2020年1月2日(木) 古都バゴー

 朝、予想通りかなり早く目覚めた。お風呂の蛇口から熱い湯が出た。たっぷりお湯を張り、全身を洗った。よかった。やはり、昨晩は遅かったので湯がなかったのだろう。

 モーニングコールは6:30、朝食は6:30から。出発は7:50。6時50分頃に食事場所に行くと、既にツアーの人たちは食事をしていた。私はたまたま一緒になった若い女性と一緒に食べることにした。彼女は38歳エステティシャン。やはりお肌ツヤツヤの美人であった。今回のツアーでは一番若い。色々とお話をして楽しく過ごす。クラブツーリズムの一人ツアーは初めてとのこと。


 出発時刻になり、ホテル玄関の外に行った。金毘羅観光と書かれた割と小さ目なバスがあった。20人くらい用である。今までのツアーでは、2〜3人を除いて少人数であっても大型バスが用意されていた。でも今回は8人なので一人2座席を使うとちょうど良い。


古都バゴーに向かってバスはひたすら走る。ドライブインで休憩する。

 

 

 

ミャンマーの人たちは、顔に白いものを塗っている。日焼け止めだそうだ。売店にも売っていた。


最初の観光地は、四体の座仏があるチャイプーン・バゴダ。
ミャンマーの寺院では、すべて裸足にならなければならない。靴を持ち運ぶためにビニル袋を用意していた。ガイドブックにも袋を用意するか、預けるための小銭を用意と書かれてあった。しかし、現地ガイドに従って靴を脱ぎ、置いておいた。置く場所に気をつければ、靴を取られることはなさそうだ。私は裸足になるために、夏用のおしゃれサンダルで過ごした。添乗員さんはビーチサンダルを用意するように言っていたが、ツアーの人たちは、それなりにおしゃれな感じのサンダルを用意していた。

 



大きな仏様は真っ白の肌に真っ赤な口紅。
日本のように厳かな感じではない。むしろアニメキャラクターのような感じがした。今まで訪れた国では、仏様の表情は国によって全く違っていた。インドの仏さまはインド人みたいな感じがした。ミャンマーの仏様は隣国カンボジアの仏様とも全く違う。どちらかというと面白い顔をしている。

  



 トイレを借りた店で、早速民族服のロンヂーを買った人がいた。彼女はそれを腰に巻き、1日それで過ごしていた。私は、それを見て、自分は体形的に無理だと思った。ミャンマーの人たちは皆スマートで下腹が出ている人はいない。

動画@ 動画A

 チャカワイン僧院へ行った。いわゆるお坊様の学校である。小さな頃から住み込みで修業するらしい。ちょうど昼食前だった。彼らは食べ物のお布施を貰うために私たち観光客の前を行進していった。ミャンマーは熱心な仏教国で、お坊様にお布施をすることで死後に天国へ行けると信じられている。 僧院に入れるのは優秀な子どもらしい。小学校低学年くらいの小さな子ども達も親元を離れて修行している。

 



お坊様たちは、朝から町の中を托鉢してまわっていた。道を歩く時も裸足である。中には本当のお坊様ではなく、観光客目当てにお坊様のかっこうをしている子供もいた。ガイドによると、本当のお坊様は両肩を布で覆っていて、偽物は片方の肩が見えているとのこと。


  
 
 シュエモード・パゴダへ行った。

   

   




シュエタリャウン寝釈迦仏を見学した。顔がアニメっぽく真っ白でお目々パッチリ。
国が変われば、表情も変わる。

 

 

 


 昼食は中華料理。そこで注文したバナナジュースを店の男の子がひっくり返してしまい、代金をサービスしてもらった。バナナジュースはバナナをミキサーにかけただけのもので、美味しくなかった。色も古かったみたいで茶色かった。台湾で飲んだマンゴージュースもイマイチだったことを思い出した。フレッシュジュースだからといって美味しいとは限らない。

 
 ヤンゴンへ戻り、アウンサンマーケットで買物。本来、ツアー4日目に行くのが普通なのであるが、今回は1月4日が独立記念日で店が休みになるので、日程を変えたそうだ。マーケットではガイドブックに載っていた日本人が作ったクッキーとサンダルを買った。漆のトレーも考えていたが、実物を見ると、重いし、柄で気にいったものはなかった。

 ホテルには前日より早めに着いた。ちゃんと熱い湯も出たので、早速湯を張り、お風呂に入った。