1995年12月25日 台湾鉄道 故宮博物院

花蓮から台北まで4時間の列車の旅。台湾東海岸沿いを走ります。ほとんど山が海に迫り、荒々しい海でした。 故宮博物院。ここにも蒋介石が建ってます。第二次大戦中、蒋介石らが諸外国より守ろうと北京より持ち出した中国四千年のお宝は中国国内をあちこちし、ここに落ち着きました。北京にある故宮よりも若干宝物の量は少ないらしいが、それでもしばらく通っても全部見られない程膨大な量らしい。親子何代にもわたって取り組んだ細かい作業を要する彫刻物など、スゴイの一言。

忠烈祠前の衛兵。台湾では、あらゆる要所に22、3歳くらいの若い衛兵が直立不動で立っています。台湾では今も徴兵制があります。そして、身長180〜182cmくらいの頑健で格好いい男の子が衛兵に選ばれるということで、衛兵になるということは誇りなのだそうです。1時間の間、まばたきするくらいで、顔の表情、手足、何も動かしません。そばで笑かそうとしても動じません。これもスゴイ。日本だったらこんなことできないでしょう。1時間たったら別の若者と交代します。 忠烈祠です。ここは、日本でいうと靖国神社というところでしょうか。戦争で失われた魂を弔っています。

忠烈祠の衛兵交代式。南の詰め所から交代の衛兵が出てきて行進する様子です。観光客も歩調を合わせてついて行ってます。反対側の北側にある忠烈祠には、今まで働いていた衛兵達が待っています。

4日目に続く