出発まで

 2023年5月にコロナ5類移行になった。その1年後、海外旅行を久しぶりにすることにした。ここに至るには家族の許しを得ることが先ず必要だった。それも何とかクリアできた。
ロシアとウクライナの戦争による燃料費の高騰。また円安で、旅行ツアー料金は軒並み高騰している。ただ、トルコツアーに関しては、他の国に比べて比較的リーズナブルであった。元々トルコツアーは安かったが、このご時世でも安かった。また、トルコは良かったということを数人から聞いていたことも行き先に選んだ理由である。
実に4年4ヶ月ぶりの海外旅行を決行することにした。ツアーの日が近づくと、女性添乗員さんから連絡があり、男性2名女性11名の13人参加ということを知った。

旅行全体を通じて思ったこと

@トルコツアーが安いのは、通貨が弱いこと、物価が安いこと以外に、政府が観光政策を重視して積極的に支援いることを現地ガイドから聞いた。確かに、豊富な遺跡とカッパドキアなどの自然遺産があり、見るべき物が多い。また世界三大料理といわれるトルコ料理。人々を引きつける魅力がある。

A直行便エコノミークラスを利用したが、予想どおり、足にきた。やはり13時間の旅はきつい。かといって、ビジネスクラスを使う気はまだない。ちなみに今回のツアーでは2名の方がビジネスを利用されていた。

1日目 2024年5月14(火) トルコへ

 近くのJR駅まで送ってもらい、16時過ぎの電車で、関空まで行った。集合時間は19時25分だが、先日の電話で添乗員さんから19時から受け付けて下さるとのこと。今回は余裕をもって関空に着き、軽食をそこで食べておいた。団体窓口に19時10分に行くと、同じツアーの人が一人来て一緒に説明を受けた。その方とはツアー中ずっと仲良くしていただいた。その後、クラブツーリズムの方に手伝ってもらいながら、トルコ航空の機械で通路側の席を選んだ。そして、長時間列に並んで、自分でチェックインし、荷物を預けた。関空のカウンターでこんな長時間待ったのは初めてかもしれない。カウンターが開くのが遅かった。
久しぶりの関空は、様子が変わっていた。免税店の中を通り抜けて行ったり、出国審査を機械で実施したり、はんこを押してくれなかったりとか。

 ターキッシュエアラインズ直行便は予定より10分早く21:45に出発した。機内は満席。私の席は通路側で、真後ろがトイレになっていたので便利だった。周りは外国人がほとんどだった。23時頃に1回目の食事が出た。関空ではサンドウィッチだけだったので、遅い時間にも関わらず、ほぼ完食。眠くなかったので映画を1本見た。東京リベンジャーの続編は見ていなかったのでちょうど良かった。その後、眠ったものの、何度も目が覚めた。エジプト直便で経験した足のむくみ対策として、締め付けタイプのハイソックスを着用していたにも関わらず、やはり足のむくみ、だるさを感じた。ふくらはぎをマッサージしたり、足を組みかえたり、足踏みをしてみたものの効果はなかった。約13時間、こんな調子でたまに眠ったものの、すっきりとは寝られなかった。
トルコ時間3時に2回目の食事が出た。ちなみに日本とトルコの時差は6時間なので、日本時間でいうと朝の9時。朝食時間としては適当なのでほとんど完食できた。