8月7日(土) オクサ

5時半,ジャッキーの目覚ましが鳴った。しかし,起きたのは私だけだった。
6時,House。いつもより少なかった。コントロールに参加したのはハンガリー人以外は私と,ドーソン夫妻だけだった。温度計を見ると16℃だった。ストーンチャット(♀ツグミ科)を写す。
7時,初めて体重測定をさせてもらった。ブラックウッドペッカー(50cm位と非常に大きい)の鳴き声が聞こえる。ソングトラッシュの鳴き声も。
8時,Long。ロビンを写す。
8:20朝食。昨日食べ過ぎたのにお腹がすいていつもどおり食べる。
9:50マリアンナら女子高生3人組がテントをたたんで帰った。
10:00Elderberry。4羽。レッセルスポッティッドウッドペッカーを写す。リードバンティングを同定。新しい人が2人来る。
11:00に行ったら誰もいなかった。いつもより早くコントロールに行ったようだ。慌ててDryreedへ行ってみると,新しい2人がネットを閉じていた。
12:00Dam。1羽。曇っているのでネットは閉じなかった。曇っていると鳥はネットにかかったままでも弱らないからだそうだ。
13:30昼食。メニューはラーティ。雑炊みたいで美味しい。
14:00シャワーを浴びたあと部屋でのんびりしていた。
15:30クリスティが部屋まで走ってきて,珍しい鳥が捕まったからカメラを持ってきてと言う。ゴールデンオリオールだった。鮮やかな黄色。(帰国して学校にいる外人の先生に写真を見せたら,アメリカのオリオールはオレンジ色だと言った。彼は生物学専攻だから間違いないと思う。)
ジョーカーが皆の洗濯をしてくれると言うので,ズボンを洗ってもらった。
16:00Forest。雨が降りそうなのと風が強くなってきたのでネットを閉じた。
16:20このプロジェクト初の雨が降り出した。植物に詳しそうな元小学校教師のエリーに,周囲に生えている高い木の名前を訊いた。多分,White poplarだと言った。その後,ティボールにも訊いてみると,やはりそう言った。エリーは優しそうな微笑みをたやさない人で話しかけやすかった。私に合わせて英語をゆっくりとしゃべってくれた。元小学校の先生だけある。彼女はブダペストではドナウ川沿いのビクトリアホテルを予約していると言った。地図で見ると川の西側で,景色がよさそうだった。ガイドブックに書かれている値段もそう高くなかった。
ペティがメモ帳に住所を書いて欲しいと言ってきたので,お互いに住所とメールアドレスを書き合った。彼は愛嬌があるので,他人から愛され続けるだろう。
ティボールに明日の朝,10時にここを出て行きたいと言った。最終日は自分たちの都合の良い時間に空港まで送ってくれることになっていた。
19:00雨が止んだのでネットを開けに行った。
20:00ReedとForest。
21:00ElderberryとDry reed。0羽
ティボールの夜の話から。
朝の4時にHouseにだけCDの鳴き声を流し始める。毎朝,ジョーカーとアーダムが起きて機械を操作している。
アカシアとポプラは早く大きくなるし,安いのでよく植えている。ここの自然公園は人工的につくられた。樫もよい。
子ども達をボランティアに使うことについて。知人の子どもに声をかけたり,ホームページ,雑誌などのメディア,大学の講義を利用して募集している。14才以上が理想的だが,それ以下でも受け付けている。

本日,同定したもの
ストーンチャット(♀撮影),ロビン(撮影),レッセルスポッティドウッドペッカー(撮影),リードバンティング,ゴールデンオリオール(撮影)