第1日 (1995/8/23) ラスベガス

ホテルの前で関西空港を17時頃予定通り出たユナイテッド機は太平洋を越え、10時間半後、現地時間11時半にロサンゼルスに着いた。喫煙者に厳しい国アメリカだが、何と、私達の世話をしてくれたユナイテッド機のスチュワーデスの一人が、空港に着くと煙草を吸っていた。機内では吸えなかったはず。毎日、長時間我慢をしているのだろうか。自分でスーツケースをラスベガス行きに預け変え、空港の出口へ行くと、ガイドさんが待ってくれていて国内線への乗り換えを案内してくれた。空港はとてつもなく広いようで国際線から国内線までバスで5分くらいかかった。

3時間後、ラスベガス行きの飛行機は出発した。ラスベガスへは1時間で到着した。驚いたことに空港内にもスロットマシンが並んでいた。夕方だったが、まだ明るかった。上の写真は、着いてすぐにホテルの前で撮ってもらったものである。部屋に荷物を置くと早速、調べておいたスポーツショップのJust For Feetへお目当てのナイキの靴を買いに行った。レディスモデルだけでも相当量あり、サイズ、色とも気に入ったものが買えた。このとき、ほとんどのアメリカ人はナイキを履いていた。日本では翌年、ナイキのエアマックスが大ブームになった。

フラミンゴヒルトンホテルフラミンゴホテルをハシゴしてわかったのだが、どのホテルもばかでかい。1階は同じように大きなフロアになっていて全部カジノである。内部に居ると方向感覚がなくなる。初めエレベーターを探すのに苦労した。右の写真は私が泊まったフラミンゴ・ヒルトンである。このホテルは老舗で、このホテルの創業者の恋人の髪がフラミンゴのように赤かったことから名付けられたという。中庭にフラミンゴがいた。玄関には大きなチューリップの飾りがあった。これは、よくガイドブックやテレビに出ているから見覚えのある人もいるだろう。

噴火左の写真はホテルザ・ミラージュが毎晩やっている火山噴火である。地鳴りと共に本物の火が噴火するからそばで見ると大迫力だ。噴火は日没後15分ごとに起こり、私が泊まっている部屋からもよく見え、音も聞こえた。多くのホテルがこのような出し物をしていて、ホテルトレジャー・アイランドの前では「宝島」の劇をやっていた。

私は、カジノではスロットマシンしかしなかった。少し入ったりしたが、最終的にすってしまった。でも数千円しか使わなかった。若い日本人の女の子達がブラックジャックをしてるのを見て、ルールを勉強しとけばよかったと思った。

しかし、カジノをしているのは年輩の白人がほとんどで、若い日本人がしてるのはそぐわないと思った。欧米社会ではカジノはある程度お金を貯めたご隠居がするものなのだろう。

2日目に続く