第4日 (1995/8/26) ユニバーサルスタジオ

ユニバーサルスタジオ入り口 この日は、前日にもらった一日券を使って自由に過ごした。私は映画が好きなので、ディズニーランドよりユニバーサルスタジオを選んだ。一度、手の甲に蛍光スタンプを押してもらえば、スタジオへは何度でも出入り自由なので、疲れたらホテルの部屋に戻って寝ころんでいた。それでもアトラクションはすべて見ることができた。
 下の写真は比較的新しい映画のセットである。トラムに乗って見学できた。その他、西部劇や「ジョーズ」「大地震」「サイコ」「バックドラフト」などのセットを生で見られて感激した。E・Tの館では電動仕掛けの自転車に乗ってくるくる館内を回れた。バック・トゥ・ザ・フューチャーライドではデロリアンに乗って360度バーチャルリアリティの旅に出られた。日本では揺れるシートに座って前部画面を見るというものがあるが、この時は自分の周りすべてが画面なので迫力が違った。

バック・トゥ・ザ・フューチャーライド バック・トゥのデロリアン(タイムマシン) バック・トゥの時計台

↑↑映画と同じ。当たり前。↓↓

ジュラシックパークサファリカー アポロ13

サンドイッチ でこんな写真があるのかって?
 アメリカでは何でも日本人の感覚からしたら大盛りだった。サンドイッチにはさまってるハムの量に面食らってしまった。面白かったので写真に撮った。マクドナルドではジュースのスモールが日本のMサイズ。日本のSは存在しない。レストランでシェイクを頼んだらおかわりの分がついてきた。日本の2杯分はあった。こんなの残すしかない。かと思えばジュースやミルクのメニューには必ずダイエット飲料があった。私はローファットミルクとかダイエットペプシばかり注文していた。ここでは、コカコーラよりペプシがよく売られていた。これは不思議な発見だった。

 アメリカ人は陽気だというが、これは本当だった。アトラクションの見学者達のノリが違う。皆、かけ声、身振り、手振り、ノリノリだ。だまってる人なんかいなかった。

 入場で少し並んだ場所があった。じっとしてると、乾燥してるので汗はかかないが、首のあたりが少し痛かった。先に行ったラスベガスでも40℃近くあったらしいが、乾燥してるから気持ち悪くなかった。湿度が低ければ気温が高くても、不快感はないとわかった。ラスベガスもロサンゼルスも年中雨がほとんど降らず乾燥している。それでも植物が生えているのは何故か。街路樹の根元や花壇には水道栓が上向きに出ていた。水道管が地中に通っていて一定時間ごとに水を出すらしい。水はダムから引いているとのことだ。

 スタジオは夜もやっていて私はずっとそこで過ごした。アメリカ人の老若男女、子供までがダンスしてる場所があった。
それが皆上手なのだ。60歳以上の年寄りから10歳以下の子供までリズムにのってステップを踏んでいる。国民性の違いを再確認した。見ていてすごく楽しめた。

 入り口付近で、望遠鏡とそれをのぞくために、10人くらいの順番待ちをしている人達がいたので、私も並んでみた。お金を払って望遠鏡をのぞくと、今ははっきり覚えていないのだが、土星か木星だった。像は100倍程度だった。並んでいたから、もっとすごいもの見せてくれるのかと思った。これでも商売になるということに驚いた。いい商売している。

 スタジオの外で、Tシャツを何枚も買い(このときは超円高で1ドル80円代だったから安かった)、CDを売ってる店に入り物色した。日本人のものないかなと見てみたが、見つけたのは坂本龍一のものだけだった。この頃、松田聖子がアメリカ進出とかいって日本のマスコミを賑わせていたが、松田聖子のものは全くなかった。どうなってるのだろうと思った。日本ではアメリカ人のCD、あれだけあふれているのに。これは、日本とアジア諸国の関係と同じだなと思った。アジアへ行けば日本のものがたくさんある。安かったのと記念ということで坂本龍一のCDを1枚買った。
坂本龍一のえらさを再確認した。

  5日目に続く