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2005年03月23日【 2.しそまる日記 】

ひとときの一献。

最近、柄にも無く疲れ気味の僕を癒してくれるのが晩酌気分で立寄る馴染みの寿司屋。
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ある日の深夜。この日も遅くまで事務所で作業に没頭する。疲れた頭とは対照的に身体は疲れていない。自称クリエイティブな仕事に従事する者の悩みである。「すぐには寝れない!」そんな僕がここ最近、立寄るお店といえば、和歌山市鈴丸にある‘おぐら寿司‘。ここは、大将ひとりでやっていて男一人で入っても比較的居心地がいい。ご自慢のマグロや生たこの刺身をアテに焼酎を呑みながら大将と世間話をするのが楽しい。この日も、事務が深夜にもおよびお約束どおり、この店に行くと一波超えたらしく大将と僕の差し向かえ。今食べときの魚の話に華を咲かせてると「ちょっとこれ味見して!」とニヒルな笑みを浮かべながら差し出してくれたのが貴重な‘ミンク鯨の尾のみ‘。
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色といい、ツヤといい素人の僕がみても最高級の逸品!
結構、値が張るのだがここは芸人、スペシャルな楽しいトークと物々交換って訳で食べさしてもらう。
一口、口の中に入れると広がる甘さに尾のみ特有のとろける食感。
鯨特有の臭みがなく、正しく新鮮な証拠。
深夜に思いもよらない一品に僕は、明日への活力をもらったのであった。

Posted by sisomaru at 2005年03月23日 22:54


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