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2005年11月19日 | 【 4.イベントリポート 】 |
わかやま芸品館其の六
11月9日(水)午後6:30より、和歌山市民会館小ホールで開催されました‘わかやま芸品館~其の六~
今年も皆様のおかげで昨年を上回る630人もの沢山のお客様にお越し頂きまして大変感謝しています!
和歌山市内はもとより新宮や橋本。または大阪や奈良から遠方よりお越し頂いた方もいらっしゃり会場は熱気にあふれてました。
公演を支えているのはボランティアスタッフの皆さん。
枝曾丸落語会には欠かすことの出来ない仲間です!
開演前は、今年も長蛇の列。
早くから、お越し頂いた皆さん!本当にありがとうございました。
開演前、ロビーではもうお馴染みになりましたCD「和歌山弁落語集」1・2を販売。
ご観覧のお土産にと、沢山買って頂きました。
いよいよ開演!
トップバッターは、弟弟子の桂つく枝君「動物園」の一席
ノリのいいお客さんに助けられて、大変楽しい高座で盛り上げていただきました。
続いては、お待ちかね!主宰桂枝曾丸。
なんと!出囃子と共に客席から登場。
飴をお客様に「ヤ-(あげる)」と和歌山弁で差し出し、お客さんに「け-(下さい)」と同じく和歌山弁で答えてもらったらプレゼントするという演出に場内はいきなり最高潮!
まるで演歌歌手並みの登場とお出迎えに新ネタ披露の高座へと向かいます。
和歌山弁落語六作目となる新作は「朝イチ・はよ清掃」。
町内の一斉清掃で繰り広げられる、おばちゃんワールド!
笑いに徹した作品に場内は、うなずきながら笑い転げる人もチラホラ・・・
作者マエオカテツヤ氏も新ネタ初お披露目の瞬間を会場の隅より見守ります。
中トリは、笑福亭呂鶴師匠!「青菜」の一席。
和歌山は久しぶりという師匠も熱演でお応えいただきました。
休憩をはさみましては、漫才「サムライイサム・よしえ」さん登場!
軽妙でアンバランスなお二人のやりとりに、はっきり言ってウケっぱなし!
そしてトリは再び枝曾丸。
出囃子の変わりに、暗転から和歌山児童合唱団の子供たちの歌声から始まる、こちらもマエオカ氏の入魂作品新作「花いちもんめ」。
今年、3月に他界した枝曾丸の師匠‘五代目桂文枝‘師匠が得意としていた女を演じてみたいと制作したこの作品は、華町を舞台にしたお話。主人公である女の子が明るく世間を生き抜いていくこの作品。
クライマックスでの演出でお客様からすすり泣く声も聞こえてきた感動の落語です。
大いに笑って、そして泣いて。枝曾丸落語の新ネタは、今年も沢山のお客様の前でめでたく産声を上げました!今回は、落語を初めてという人も沢山お越し頂まして改めて落語と枝曾丸の魅力を体感して頂いたものと思います。
いつまでもお越しの皆様に心に残る落語をお届けできればと枝曾丸をはじめ、スタッフ一同心より願ってます。
本当にご来場ありがとうございました!
Posted by sisomaru at 2005年11月19日 14:55