問題解決実例
以下は解決実例のほんの一例です。さらに解決実例をお探しのお客様はお気軽にお問合せください。
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バルブ部品製造D社(広島県)の報告
プレスによる金型絞り加工で、SUS316 0.4t板材を使用して、ベロー型ダイヤフラムを製作しています。仕上げ寸法公差(±0.05)が厳しいので、ばらつきを少なくするため、しわ押えの圧力をあげると、フランジ面に傷がつき、製品の不良やカジリ事故が頻発していました。
市販油では効果がなくビラルT&Dを10枚に1回の割合でスプレーすることにより解決した。傷付、カジリのトラブル、加工寸法のバラツキも減少し品質が良くなった。
M機械製作所さん(福井県)の例
従来は機械を輸出する場合、重要な各部分に防錆のためにグリースを塗布されていましたが、機械内部の小さな間隙にまでゆきとどかず“錆”によるクレームが発生していました。
ゼネバ、インデックススピン、ツールボトル、しゅう動面等にビラルVG-HTをスプレー塗布することによって、かくれた箇所の錆によるトラブルは皆無となりました。
ビラルVG-HTは、防錆と同時に完全な潤滑ができるので大変便利です。
通信機メーカーN社(神奈川県)の例
自社製ドリルユニットで部品加工の専用機として、水溶性切削剤を使用し穴あけ作業をしているが、切削時に原因不明のドリル折れが、発生し困っていました。
ガイドバーのしゅう動部にビラルVG-HTをスプレーすることにより、ドリル折れの事故が減少し月3時間程度の稼働時間が増加し、生産性の向上に寄与した。原因はユニットのしゅう動部に錆が生じ、微細なスティックスリップが発生していたためであった。
自動車部品メーカー、アート金属さんの例
水溶性切削剤を使用した場合に起きる各主要部の錆の発生は、機会を早く傷めたり精度や能率を低下させます。同社でもテールストック(心押し台)の動きが悪くなり作業能率の低下に困っていました。原因はテールストック内部の空洞内面に多量の錆ができ、それがしゅう動部に落下して作動を妨げる為でした。
空洞内面に、ビラルVG-HTを防錆・潤滑用としてスプレーして撥水性のグリース被膜をつくることで解決。長期に渡り作動は正常で、錆による障害を防止する事ができました。
部品加工T社(東京都)の報告
コレットチャック付NC旋盤で、10〜35mmの棒材を60〜80回/hの速度で連続的に乾性切削加工をしていました・チャック内部のしゅう動部では切削熱と作動熱により油分が保てず、焼付が発生し、しばしば作業が停止していました
スプレー式耐熱グリースビラルVG-HTを16時間に1回宛スプレーする事によりチャック内のカジリが防止され連続の運転が可能となりました。
冷凍倉庫会社(ノルウェー)の報告
冷凍倉庫内のトロリーホイールは常温〜マイナス40℃を繰り返し、長期間冷凍条件下に置かれます。この条件下で潤滑剤にグリースを使用するとグリース自身が凍結し、ホイールが重くなり、ついには潤滑障害を引き起こします。かといって油を使うとタレ落ちて、トロリー下の食品を汚してしまいます
ビラルT&D/Sが解決しました。低粘度のオイル効果でホイールの深部まで浸透します。しかもT&D/Sによって作られる合金膜は-40℃まで潤滑効果が変わらないのも大きな特徴です
乾燥機メーカーT製作所さん(大阪)の報告
ベアリングメーカー仕様の高温用軸受(シリコングリース封入物)を乾燥機内(100℃)の高速送風機に組み込んだが、良く焼け付いた。
ベアリングメーカーからグリースの入っていないベアリングを購入。ビラルNMGを自社で充填し組み込み、出荷。結果は大変良好です
シリコングリースは耐熱性耐酸化性等、優れた特性を持っていますが潤滑剤に要求される潤滑性が極めて悪く極圧性を要求される場合の潤滑には不適当です。(「潤滑」誌Vo.125 No.8より)
S繊維工業さん(福井県)の報告
織物布地の巾出しは、剣山のついたチェンに布地を引っかけ高温下を高速で走らせます。レンターテール摩耗防止の為給油が必要ですが、①MoS2系グリースを使うと約2日で油分が蒸発しMoS2の黒い粉が布地を汚す。②高温用Hオイルを使ったが約3日で潤滑効果がなくなり完全解決になりませんでした
ビラルBGC-7を給油器等でレールに塗ると2週間潤滑効果を維持。安全をみて1週間1回の給油にされました。調整ネジにビラルVG-HTが8時間1回の給油を1週間1回の給油に延長。
Y社(大阪府)の報告
大阪のY社では振動パーツフィーダーで部品を製造ラインに供給しています。今まではパーツを順序よく並べる為に振動パーツフィーダーにフッ素(ドライ潤滑剤)を塗布していたが、フッ素の膜が薄く膜切れを起こし部品の並びがちぐはぐになり作業能率が低下した。
ビラルDL、強靭なドライ潤滑被膜を作り、今までのドライ潤滑剤に比べ膜切れが起こりにくくなり作業能率をアップさせました。
機械要素が複雑に組み合わされた内部では回転・反復・しゅう動等高速で動作している為、ひんぱんな給油が必要でした。回転体の中での作動部や針棒台の部分では、油による汚損を防止するために十分な給油ができませんでした
ビラルVGスプレーに細部用のノズルをつけて給油したところ部品の摩耗も無くなり、補修による作業の中断も減り能率が一段と向上しました。
ビラルVGは粘着性の液体グリースで細部までよく浸透し、長時間の潤滑効果を持続させます
Y乳業さん(愛知県)の報告
紙容器に牛乳等を自動充填する機会にスウェーデン製テトラパックレックスマシンがあります。
この機械は潤滑の最も難しい間欠運動中心の機構で、極圧剤が多く配合された専用油が必要です。しかしメジャー(エッソ、シェル…)は世界中に数百台しか設置されていないこのマシンの専用油は市販してくれません
ビラルの各種添加剤がこのマシンの推せん油になっています。そして、ビラル添加剤を市販の汎用潤滑油に配合する処方箋が各国に配布されています
名古屋のY乳業さんは1機当たり年間100〜200万の部品代を節約されています
株式会社前田製作所さん(長野県)の例
株式会社前田製作所さん製造の、トンネル掘削機のサフトは直径500Øもある油溝のあるブッシュで支えられ、油はN社高負荷荷重用オイルを指定されていました
同社では、この機械が使用される場所が地中であるためできる限りの完璧化が求められてました
組み立て時にオイル添加剤ビラルBGC-7をハケでブッシュやしゅう動する部品に塗る。オイルタンクにはN社高負荷荷重用オイルにビラルBGC-7を10%添加したものを入れることで、完璧潤滑を実現されました
水道メーターも長年使用すると狂ってくる事があります。修理品は水道局から工場に送り込まれますが、長年地中で使用された水道メーターの各部は錆び付いています。これをゆるめるには大変苦労します。同社では以前錆び付きゆるめ剤を使われましたが、それ程効果がありませんでしたので、部品を400〜500℃に熱した後、サンドブラストをかけゆるめていました
超浸透性オイルビラルPOを使ったところ、簡単に部品が開放でき、工程の合理化もさることながら部品の再使用が可能になりました。