防災対策の強化を

     雑賀県議が求める





2011920
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の雑賀光夫県議は9月20日、防災対策などで県の姿勢をただしました。
 台風12号災害について雑賀県議は、避難指示、避難場所のあり方で問題点をただし、仁坂吉伸知事は「予想を上回る豪雨で避難指示が難しかった。緊急復旧が一段落したらこの問題にも取り組みたい」と答弁しました。
 予想される東海・東南海・南海連動型地震での津波対策で雑賀県議は、東日本大震災を受けて県がリードして実施した市町村の避難場所確定作業を評価しつつ高齢者対策などをあげ指定の充実を求めました。字恵元昭危機管理監は「できうる限り高台に逃げることなどを助言している」と答弁しました。
 雑賀県議が福島原発事故について認識をただし、知事は「昔、原子力安全課の係長だった。そのときの知識から衝撃を受けた。津波の備えができていなかった」と答弁。また和歌山での自然エネルギー開発について知事は「外部の意見も取り入れがんばりたい」としました。
 雑賀県議は知事が県の広報誌『県民の友』で戦争責任について「当時のすべての国民にその責任があった」と発言→(8月号知事メッセージ)したことをきびしく批判。知事は「責任を一部の人だけにしては同じ失敗をする」と戦争指導者の責任をあいまいにする持論を繰り返しました。

    雑賀光夫 9月議会一般質問と当局答弁概要記録

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県の姿勢をただす、雑賀県議=9月20日、和歌山県議会