軍事訓練同意を糾弾
    和歌山県知事に松坂英樹県議







2012625
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の松坂英樹県議は6月25日、地域づくりや洪水対策、軍事訓練などで県をただしました。
 桧坂県議は、日本の棚田風景を代表する有田川町の「あらぎ島」が国の重要文化的景観への選定にむけ準備がすすめられていることを紹介。地域資源をいかした魅力的な地域づくりを求めました。
 仁坂吉伸知事は「県としても地域の動きにも参画しながら、持続的かつ広がりのある地域づくりに取り組む」と答弁しました。
 松坂県議は、洪水対策として県営ダムの操作が改善されたことを評価するとともに「効果は限定的」と指摘。さらなる対策を求めました。
 尾花正啓県士整備部長は「運用だけでなく、下流の改修や防災情報の充実など洪水被害の軽減に取り組む」と答弁しました。
 松坂県議は、美浜町にある県立自然公園「煙樹ヶ浜」での自衛隊による水際地雷のための軍事訓練計画に県が同意したことに抗議。「全国にも例のない、住民や観光客が自由に出入りできる自然公園が訓練地。県は同意すべきではなかった」と迫りました。
 知事は「防衛施策は国民にとって大事な仕事。地方自治体も協力するのが当たり前だ」と答弁しました。

    6月和歌山県議会

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あらぎ島の写真を掲げる、松坂英樹県議=6月25日、和歌山県議会