火力発電所対策を

     高田由一県議

      梅農家の不安指摘





2012620
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の高田由一県議は6月20日、原発・火力発電所問題などで県の姿勢をただしました。
 高田県議は、大飯原発再稼働について、仁坂吉伸知事が、野田首相の再稼働表明を評価したことを批判し、原発ゼロを目指すよう要求しました。
 高田県議は、関西電力御坊火力発電所のフル稼働が予想されるなか、梅農家が同火力フル稼働時代に広がった梅生育不良の大規模な再発を心配していると紹介。みなべ町にある「うめ研究所」でオキシダントによる大気汚染観測が異常な数値を示したことを指摘し、今後の対策をただしました。
 増谷行紀農林水産部長は火力発電所と梅生育不良との因果関係にはふれず「必要な対策を実施する」と答弁しました。
 高田県議が、昨年の台風12号災害で河川に堆積した膨大な土砂の撤去対策を求めたのに対し、仁坂知事は「県管理区間の国直轄区間への変更や、緊急撤去に必要な予算の確保を(国に)お願いしている」と答弁しました。

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県にただす、高田由一県議=6月20日、和歌山県議会