生活保護
  生活必需品上がり大変
    和歌山県議会 高田議員
     「引き下げ」で質問






201334
 和歌山県議会本会議一般質問で、日本共産党の高田由一県議は3月4日、生活保護費引き下げなどについて県の姿勢をただしました。→ 質問・答弁概要記録
 高田県議は、和歌山県では生活保護世帯の半数以上を高齢者世帯が占めていることや、生活保護を受けることのできる世帯の約2割しか保護を受けていないことを指摘。保護費引き下げの理由になっている物価下落も実態を反映しないどころか、生活必需の水光熱費は大幅上昇していることを示し「保護基準引き下げは到底認めるわけにはいかない」と県の見解をもとめました。
 仁坂吉伸知事は「国の動向を注視していく」と答弁しました。
 新年度予算「ラジオ通じるプラン」について高田県議は、防災での期待を表明するとともに、ケーブルテレビなどの回線を使いラジオ音声を送信し、かつ停電時でも使えるシステムがあることを紹介。同システムの導入を事業者によびかけるよう求めました。
 野田寛芳企画部長は「事業者に(停電時でも使える)対策をうながしていきたい」と答弁しました。
 高田県議は、東京都青梅市で大きな被害を出している「ウメ輪紋ウイルス」についてただし、増谷行紀農林水産部長は「症状はわかりにくい。すぐに県に相談してほしい」と呼びかけました。

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一般質問する、高田由一県議=3月4日、和歌山県議会