オスプレイ訓練誘致問題
   和歌山知事は同意せず

        松坂英樹議員の質問に






2013624
 和歌山県の仁坂吉伸知事は6月24日、米軍機オスプレイの訓練を大阪府八尾空港に誘致する問題で、「関西広域連合で共同推進者になってくれと提案されても同意するつもりはない」と表明しました。県議会本会議で日本共産党の松坂英樹Facebook)県議の一般質問に応えたものです。
 松坂県議は、欠陥機オスプレイの訓練誘致など絶対に許すわけにはいかないと反対し、「このことは沖縄の負担軽減ではなく、危険な低空飛行訓練の規模拡大という結果をまねく」と指摘し、知事の見解を求めました。仁坂知事は「八尾空港へ誘致したとしても、それがただちに沖縄の基地負担軽減にはつながらないのではないかと思う」とのべ、同意しないと表明しました。
 松坂県議は、有田市立病院の産科がストップすれば有田地方の産科医が民間医師1人だけになってしまうことや、市立病院で常勤小児科医がいなくなる問題、湯浅町リハビリテーションセンター廃止により同施設で実施されていた有田地方唯一の「小児リハビリ」が存続の危機にあるなど有田地方の医療危機を質問。中川福祉保健部長は「住民の方々が安心できる医療体制の確保にとりくむ」と答えました。

    一般質問概要記録    6月和歌山県議会    県政情報・提案と見解    日本共産党和歌山県議団


一般質問する、松坂英樹県議=6月24日、和歌山県議会