→ 行政改革・基本計画等に関する特別委員会

　２０１３年６月県議会 総務委員会
　　雑賀光夫副委員長の質問概要記録





６月２５日
《質問》雑賀光夫 副委員長
　（県職員の給与削減について）これは人事院や人事委員会の存在意義を否定されたようなものなので、もっと怒ってもいいと思う。
　他の各府県の対応はどうなっているか、状況を教えてほしい。

《答弁》　人事委員会事務局職員課長
　他府県の状況は、総務省の調査等を含めて調べたところによると、削減の方針を出しているのが４０道府県である。検討中が１県、６月議会には提出しないが検討すると言っているところが２県、削減しないと言っているところが４都府県あり、東京都、愛知県、大阪府、鳥取県である。なお、鳥取県の場合、給与水準がすでに相当下がっている。
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《質問》雑賀光夫 副委員長
　「和歌山おもてなしトイレ大作戦」について、ＪＲのトイレは、小さな駅ほどトイレが古くなっているが、地域では必要なものであり、駅はその町の玄関口である。そのため、地域住民からはＪＲのトイレを「和歌山おもてなしトイレ大作戦」においてきれいにしてもらいたいとの要望がある。市町村からはＪＲに相談しにくく、敷居が高いところがある。
　その点、県として大きなプロジェクトで取り組んでいるので、ＪＲにも協力してもらいたいが、そのことについてはどうなっているのか。

《答弁》　総合交通政策課長
　「和歌山おもてなしトイレ大作戦」であるが、平成２７年の国体まで他のイベントも連続して開催されるので、それに向けて県内へ訪れる方に気持ちよくトイレを使用してもらうという趣旨で、県では２ヵ年で集中的にトイレ整備を進めている。
　「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の対象施設は、県有施設のほか、市町村の観光施設や民間施設のトイレとなっているが、鉄道駅についても、県外から来られる方にとってはその町の玄関口となるものであり、今回の「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の整備対象となっている。
　そのため、県から鉄道事業者に対し、「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の趣旨にあったトイレ整備をするように働きかけており、ＪＲに対しても強く要請を行っている。
　現在、ＪＲは具体的にトイレ整備をどうするかというたことを検討している。
　その中で、ＪＲ和歌山駅の１番ホームのトイレについては先週から工事に入り、「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の趣旨に添ったトイレの整備内容で、今年の９月中に完成する予定と聞いている。
　「和歌山おもてなしトイレ大作戦」は県の大きな方針であるため、今後とも継続してＪＲにトイレ整備を働きかけていく。

《質問》雑賀光夫 副委員長
　具体的には、加茂郷駅とか下津駅とかの問題があるわけであるが、ＪＲの駅のトイレ整備に関して問題があれば、県の担当課はどこになるのか。

《答弁》　総合交通政策課長
　「和歌山おもてなしトイレ大作戦」の所轄は商工観光労働部であるが、鉄道駅のトイレ整備の窓口は総合交通政策課である。
　当初から、鉄道事業者に対し「和歌山おもてなしトイレ大作戦」によるトイレ整備を強く働きかけをしている。何かあったら、総合交通政策課に相談していただきたい。

議案に対する採決
議案第７６号　和歌山県税条例の一部を改正する条例
議案第８９号　平成２５年度和歌山県一般会計補正予算
議案第９５号　職員の給料等の臨時特例に関する条例
は、賛成多数で原案可決
日本共産党雑賀光夫副委員長は反対 → 雑賀光夫県議の議案に対する反対討論　議会中継録画(17：50〜)

議案第７５号　平成２５年度和歌山県一般会計補正予算
議案第７７号　和歌山県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
は、全会一致で原案承認

知事専決処分報告採決
報第１号　和歌山県税条例の一部を改正する条例
報第２号　和歌山県過疎地域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
報第３号　和歌山県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
は、全会一致で原案承認

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行政改革・基本計画等に関する特別委員会　雑賀光夫委員の意見概要記録
関西広域連合関係審査

《意見》雑賀光夫委員
　提案された議案第８１号「関西広域連合規約の一部の変更について」には賛成できないので、その理由を申し上げる。
　日本共産党県議団は、関西広域連合が道州制にかわることには反対。また、広域連携でできることまで広域連合という組織をつくるということは、かえって無駄を増やすおそれがあるのではないか。地方分権改革の名のもとに、国の責任を放棄して地方に仕事を押しつけることには反対だ。このような基本的態度をとってきた。
　今回の問題については、現行の関西広域連合が現にあるわけなので、防災やドクターヘリなどのいろんなことを効果的に行うことについては賛成だが、これ以上に組織を重たくして国がやるべき仕事の押しつけを受けること、国が地方に仕事を持ってくることには反対であるので、今回の議案第８１号には反対するものである。

議案に対する採決
議案第８１号　関西広域連合規約の一部の変更について
は、賛成多数で原案可決
日本共産党雑賀光夫副委員長は反対 → 雑賀光夫県議の議案に対する反対討論　議会中継録画(17：50〜)

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