介護保険 国負担増を 和歌山県議会 知事に高田議員迫る
2013年6月20日
日本共産党の高田由一(
Facebook)和歌山県議は6月20日、県議会本会議一般質問に立ち、介護保険などで県の姿勢をただしました。
高田県議は、介護度の軽い要支援1、2の人を介護保険の対象から外すなど介護保険の改悪が国の審議会で検討されていることを指摘。国の負担を上げることこそ求められると強調して知事の見解をただし、仁坂吉伸知事は「今まで利用していた人が利用できなくなることは困る。また、受け皿整備の負担を財政力の弱い地方に押し付けないような制度を構築すべきだ」と答弁しました。
旅館やホテルなどの耐震診断が義務化された問題で高田県議は、改修費用の見通しもないまま法改正だけが先行したことに憂慮の声が上がっていることを紹介し、補助制度などをただしました。知事は「国の制度も活用しつつ、県として積極的に支援する」と答弁しました。
また、和歌山市で発男されたウメ輪紋ウイルス問題で、増谷行紀農林水産部長は、被害が小規模・局所的で「現在の状況なら広範囲な拡大はないと思う」と報告しました。
一般質問概要記録 6月和歌山県議会 県政情報・提案と見解 日本共産党和歌山県議団