若者の使い捨てを許すな
   和歌山県議会で
    奥村規子議員





20131211
 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の奥村規子Facebook)県議は12月11日、若者の雇用対策や高齢者問題で県の姿勢をただしました。
 奥村県議は、若者を使い捨てにする「ブラック企業」 の背景について関係機関が、非正規雇用が増えたこと、労働者の知識不足、法体系の問題をあげていることを指摘し、若者が安心して働ける環境づくりが求められていると訴えました。
 仁坂吉伸知事は、「情報収集も踏まえ、問題になりそうなもの、企業への注意喚起をおこなう。場合によっては労働基準監督署に情報提供する」と答弁しました。また、高校生の就職状況について西下博通教育長は、「求人倍率が全国と比べ極めて低い状況にある。求人開拓、教員の就職指導力強化をすすめる」と答弁しました。
 奥村県議は、国のすすめる介護保険制度「見直し」を「事業を市町村に丸投げし、国の責任を放棄するもの。受け皿が整わない事態が生まれ、地域格差が生じる」と批判。中川伸児福祉保健部長は、「市町村での事業実施が円滑にできるよう、格差が生じないよう、県として支援する」と答弁しました。

    一般質問概要記録    12月和歌山県議会    県政情報・提案と見解    日本共産党和歌山県議団