「農協改革」に反対 県議会で高田由一議員  一般質問概要記録 議会中継録画
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 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の高田由一県議は2月23日、国のすすめる「農協改革」などで県の姿勢をただしました。
 高田県議は「農協改革」について、JA和歌山中央会の中家徹組合長が「アメリカへの金融市場の開放や企業の参入、TPP(環太平洋連携協定)に抵抗するJA、特に全中の解体ということです」とのべ、県内の単位農協組合長も次々に反対の声をあげていることを紹介して「農協改革」に反対を表明、答弁を求めました。
 増谷行紀農林水産部長は、全中の指導・監督権限を弱めることがどうして農家の所得を増やすことになるのかとの質問に、「見えづらい」と答え、今回先送りになった准組合員の農協事業利用制限について「農協が社会インフラとしての機能を担っている部分がある。地域社会に多大の影響をおよぼすおそれがある」と答弁しました。
 高田県議はまた、危険なためこれまで禁止されていた夜間銃猟が法改定で可能になり、県がシカについて実施しようとしていることで質問。増谷部長は、シカ生息数が県と環境省との調査で予測を大きく上回ったことを実施理由にあげました。
 高田県議は、これまでの計画が科学的でなかったと指摘。計画を毎年検証できるような専門的な職員配置を提案しました。

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