原発再稼働ノー訴え 奥村県議
     
                                                      2015
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 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の奥村規子県議は6月18日、原発再稼働などで県の姿勢をただしました。一般質問概要記録
 奥村県議は、原発事故後に福島で妊娠・出産した女性の不安を紹介し、原発再稼働反対を訴え、仁坂吉伸知事の姿勢をただしました。
 知事は、原発と自動車の事故を同列にあつかい、「自動車事故を恐れる人が人格権を盾に、すべての自動車の運転を止めよと言われたらどうするのか」と福井地裁の判決を揶揄(やゆ)。和歌山に原発をつくらせなかったことを「正義が勝ったかのように言う人もいるが、地域は衰退した」とのべました。ただし、津波の可能性をあげ「原発をつくらせなかったのは適切だった」と答弁しました。
 奥村県議は、介護保険料が全国平均5,514円に対し、和歌山県の平均が6,243円と全国で2番目に高いことなどを示し、負担軽減などを要求。幸前裕之福祉保健部長は、低所得者への「補足給付」打ち切りを「やむを得ない」、保険料抑制のため一般財源から繰り入れすることを「県は考えていない」などの答弁に終始しました。

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