国体対応で月200時間超 警視自殺
   超過勤務認め対策約束 雑賀県議質問
   
一般質問する、雑賀光夫県議2015826

 日本共産党の雑賀光夫和歌山県議は8月26日、県議会本会議で一般質問しました。(一般質問概要記録
 雑賀県議は、和歌山での国体が目前にせまるなか、国体の交通規制責任者の県警警視が200時間を超える超過勤務のすえ自殺(8月16日)した問題を取り上げました。
 直江利克警察本部長は、「月に200時間を超える超過勤務となる職員がかなりでた」と報告。「二度とこのようなことが起こらないよう健康対策を徹底する」と答弁しました。
 児童虐待の問題で、幸前裕之福祉保健部長は里親や養護施設での保護状況を報告。医師不足について幸前部長は、全体の医師不足とともに病院勤務医の不足や、和歌山市への集中など医師の偏在を示し、「医療体制の充実に向けて医師不足、偏在の解消をはかる」と答弁しました。
 雑賀県議は、風力発電の低周波による健康被害問題について、海南市で県が調査を実施したことを指摘し、由良町でも県の調査を求めましたが、栗山隆博環境生活部長は、事業者との協定にもとづく調査が実施されたとして「県が測定することは考えていない」と答弁。介護施設のヒートポンプの低周波被害についても「行政指導ではこれ以上の改善は困難と判断した」としました。

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