教職員定数改善急げ
    県議会予算特別委員会 雑賀議員が質問
       
                 質問する雑賀光夫県議=和歌山県議会
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 和歌山県議会予算特別委員会で3月10日、雑賀光夫県議が質問に立ちました。
 雑賀県議は、「紀淡連絡道路」などがすすめられるなか、国直轄事業の負担金が県財政を圧迫することになる、何よりも「暮らしと福祉」を応援すべきだとのべた後、学力・不登校など教育問題をとりあげ、教職員定数の改善を求めました。とりわけ、小学校2年生から学級定数が増える3年生になるとき、わずかの人数差で学級が減らされ、急に1学級あたりの人数が増える問題で「(3年生になると1クラス減る学校が県内で16校)せめてそのくらいは県で教員を配置してはどうか」と知事に迫りました。仁坂吉伸知事は、従来の答弁をくり返しました。
 教員に非正規労働者である定数内講師が528人もいる問題で、宮下和己教育長は「合格者を確保したいが、退職者の人数が読みにくい」と答弁し、雑賀県議は「10年前から同じ言い訳をしている」と批判。採用試験合格者を確保するよう迫りました。
 雑賀県議はその他、こども食堂支援事業や、大学進学者への給付型奨学金、労働問題などをとりあげました。

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