雑賀光夫委員の質問概要記録
２月１５日 補正予算等審査
議案第１８号 平成３０年度和歌山県一般会計補正予算
議案第２２号 平成３０年度和歌山県職員住宅特別会計補正予算
議案第２７号 平成３０年度和歌山県市町村振興資金特別会計補正予算
議案第２８号 平成３０年度和歌山県自動車等証紙税特別会計補正予算
議案第２９号 平成３０年度和歌山県用地取得事業特別会計補正予算
議案第３０号 平成３０年度和歌山県公債管理特別会計補正予算
は全会一致で原案可決
３月１日 付託議案等審査
《質問》雑賀光夫 委員
ＩＲについて、２億３０００万円余りの予算の大部分がアドバイザリー契約の関係だと聞いているが、このアドバイザリー契約についての説明をお願いする。
《答弁》 企画総務課長
金融・財務・法務や技術的な面からの専門的な助言を受ける。一番中心になるのは事業者の募集及び選定手続に対する支援の業務で、その中でも事業者の信用調査の部分はしっかりやってもらう。それから、公募のときに事業者から事業計画が提出されるが、それが確実に実行できるのかという事業性の分析もしてもらう。それと、事業者が選ばれた段階で事業者と実際に契約を行うが、その事業者との契約に係る交渉の支援をしてもらう。
《質問》雑賀光夫 委員
どういう団体とアドバイザリー契約を行うのか。
《答弁》 企画総務課長
現在公募の期間中なので、今どういうところと契約するかは具体的に述べることができないが、大阪等は監査法人と契約をしている。
《質問》雑賀光夫 委員
そういうことができるのは監査法人か。
《答弁》 企画総務課長
空港のコンセッションなども監査法人が行っており、知見がある。
《質問》雑賀光夫 委員
渋滞対策等ということであるが、マリーナシティにＩＲができるとなると、高速から来た場合は、海南を通過するのが一番近いし多いと思う。海南には２つのインターがあって、大阪から来れば２ヵ所どちらでも利用できる。今でもマリーナシティで行事があれば、この道路は非常に渋滞する。クリモトという釣具店があるが、そこを通って海岸線へ回る狭い道があり、そこは信号がないので、普段から車が通り技けしている。警察にお願いしてゾーンで３０キロメートル規制をしてもらったが、守られてなくて危ないので、地域の住民からも不満がある。海南側の橋を渡ろうと思ったら国道を通って毛見に入る前に関電の方へまわるか、それとも釣具店の狭い道を通るか２つしか道路がないので大変交通の問題を心配している。もちろん、これから検討するのだろうが、どのように考えているのか。
《答弁》 企画総務課長
県の基本構想で来場者を年間４００万人と仮定をし、それに基づいてＩＲができたときの交通量を算出しているが、ＩＲは来場の時間帯が集中するのではなく、２４時間お客さんが来るので、時間的な交通集中が大きく生じることはないという結果になっている。なお、温山荘の所やもう一つ北側からマリーナシティに入る所は、交差点の改良が必要だと考えている。
《要望》雑賀光夫 委員
確かに花火大会のように、ある時期に集中するのではないが、逆に言えば夜中も交通量が増える。海南の２つのインターからマリーナシティの橋に向かう道路はその２つの道しかなく、他に迂回路がないので大変心配している。その辺り十分考えていただきたい。
《意見》雑賀光夫 委員
もう１つ関連して、マリーナシティは元々海南市と和歌山市が領土争いをして海南市が負けたところである。地理的には和歌山市の中心部よりも海南市の中心部に近いので、海南市は地元ではないのかという思いで、「和歌山市と同じように海南市の意見も聞いてくれるのか」と質問したら、知事からは「地元ではないので、情報提供はするが和歌山市と同じようにはしない」という返事しかもらっていない。しかし、何かできたら海南市が一番影響を受ける地域である。それに加え今度は、関電の海南火力発電所が撤退し、マリーナシティから橋を渡ったすぐそこに広大な空き地ができる。マリーナシティはカジノには狭すぎるという推進側の方の意見もあるから、海南まで出張ってくるのではないかという懸念の声が海南では起こってきている。意見も聞かないで海南まで出張ってくることはないのか。私はサッカー場をつくるならあそこに作ったらいいと思っている。
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《質問》雑賀光夫 委員
県民文化会館の展示室は１年前から予約できるが、その際、利用料金を一括で支払わなければならない。運営上、貸す方からしたら一括納付は便利であるが、一年前に満額払えというのはどうなのか。規則で規定されているということであるが、規則を変更してはどうか。
《答弁》 文化学術課長
一括納付には安易な申込みの防止及び利用料金の未納防止といった目的がある。引き続き御理解いただきたい。
《質問》雑賀光夫 委員
貸す側の気持ちも理解できるが、１年前の一括納付はどうも理解し難い。一度、規則の変更など検討してくれないか。
《答弁》 文化学術課長
県民文化会館では利用者にアンケートをとっている。利用者の声を聞き、その上で検討していく。
３月５日
議案に対する採決
議案第４３号 和歌山県民文化会館設置及び管理条例の一部を改正する条例
議案第４４号 和歌山県立情報交流センター設置及び管理条例の一部を改正す
る条例
議案第８３号 和歌山県使用料及び手数料条例の一部を改正する条例
は賛成多数で原案可決
日本共産党 雑賀光夫委員は反対
→ 奥村規子県議の議案と請願の不採択に対する反対討論
議案第３４号 知事及び副知事の給与その他の給付条例の一部を改正する条例
議案第３５号 知事等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
議案第３６号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
議案第３７号 一般職の任期付研究員の採用等に関する条例の一部を改正する
条例
議案第３８号 一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部
を改正する条例
議案第３９号 職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
議案第４０号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
議案第４１号 職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例
議案第４２号 和歌山県の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例
議案第８８号 包括外部監査契約の締結について
議案第９４号 和歌山県と有田聖苑事務組合の公平委員会に関する事務の委託
について
議案第９５号 権利の放棄について
議案第９６号 権利の放棄について
は、全会一致で原案可決
調査議案に対する意見聴取
《意見》雑賀光夫 委員
「カジノ関係の予算には反対」という意見を付したい。
意見付記についての採択
賛成少数により意見を付さないことに決定
調査報告に対する採決
調査議案については「適当である」旨、報告することに決定
請願に対する採決
議請第７号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願
は、不採決とすべきものと決定
日本共産党 雑賀光夫委員は採択求める
→ 奥村規子県議の議案と請願の不採択に対する反対討論
雑賀光夫ホームページ 日本共産党海南海草議員団
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