ダムの適切運用要求
  和歌山県議会 災害対策で楠本議員
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 和歌山県議会で日本共産党の楠本文郎県議は9月20日、災害対策などで一般質問しました。
 楠本県議は、3年前の水害時、放流で大きな被害を出した日高川の県営椿山ダムについて「(堆積土砂で)貯水容量が小さくなっているのではないか」「海抜184メートル以下に事前放流しておくことも視野に入れるべきだ」などの市民の声を紹介。「住民の意識として『ダムがあるから洪水はあり得ない』から脱却する必要がある」とダムの適切な運用を求めました。高松諭県土整備部長は「ダムの堆積土砂は全国的な課題になっている。情報収集に努める」と答弁。また日高川水系整備計画の進ちょく状況を報告しました。
 国税の森林環境税と県税の「紀の国森づくり税」について、「なぜ目的税として二重に課税までして森林に投資するのか」という追及に、角谷博史農林水産部長は公募事業などをあげ、「『紀の国森づくり税』は森林環境税との住み分けを行っている」としました。
 学校図書館への司書の配置について、宮崎泉教育長は「十分な状況ではない」としました。

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